一流選手の動きへ

 

鍛錬期が始まって早々に腹痛により練習を離脱していたパラグアイ記録保持者。

最近、ようやく軽い動きの練習ができるようになってきました。

鍛錬期に入る前、休養期間はしっかり休養を取って、試合期の終わりはほとんどトレーニングをしていませんでした。

約1ヶ月以上ぶりに再会したあとにカウンターパートが出した練習プランの量が多すぎて痛みが出たのだと思います。

怪我をせずに練習することが第一だから、状態がよくても基礎の基礎から積み上げるイメージでトレーニングを行っています。

 

 

ということで、基礎ドリルです。

通常、

  • ミニハードル
  • ラダー
  • ハードル

このいずれかで動き作りをしたあとに、動き作りを行っていきます。

その中でも走りの動きにより近いミニハードルを使っての基礎ドリルは選手にとってとても大切です。

 

 

久しぶりにやった基礎ドリルなので、彼自身の欠点である上半身の硬さが少し出てしまっていますが、全体としての動きはとてもよくなりました。

以前はどちらかというと叩きつけるような接地をしていましたが、今は一歩一歩しっかりと軸を作って反発をもらうことを意識して取り組んでいます。

このミニハードルドリル以外にも軸づくりのトレーニングを何個かやっているのですが、それが全部しっかりとリンクして今回のようないい動きが出たのだと思います。

お尻からしっかりと動かして、地面を適切に押せる位置に足をもってこれるのは本当にすばらしいです。

そして、膝の力もかなり抜けてきました。

以前は、膝に力が入りすぎていてレースの後半に減速してしまうレースパターンが多かったけど、今は膝の力が抜けた分、代わりにしっかりと体の中心を使うことができています。

日本選手を見てもなかなか膝の抜けができる選手は少ないです。

まだスピードがある中で走っていないので実践の中でできるかはわかりませんが、例えば全盛期のボルト、ブレイク、パウエルあたりは膝がムチのように使われていました。

そのような動きができるようになってくると、特に200mではかなり強くなるのではと思っています。

 

 

怪我期間もあって未だにスピードを出すことを制限していますが、この期間があって彼自身はものすごく技術に対して考えることができたと感じています。

闇雲にトレーニングをするのではなく、記録を伸ばすためのトレーニング。

そのためには今までやってきた基礎が本当にできているのかを疑って、その一つ一つの動きの質を考える必要があります。

彼はその小さなことへのアプローチが少しずつできてきています。

本当にすごい。

 

 

鍛錬期が本当に楽しみです。

 

2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。
趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。

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2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。 趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。