ぼくが任地変更をしたときにちょうど前任地から首都に拠点を移したトップ選手が田舎に帰ってしまった。
これはしょうがないことだけど、田舎の選手が首都に来て、仕事をして、お金を払って、隙間時間で練習をするというのはかなり大変。
競技に関して、彼にとっては田舎でトレーニングのほうがいい。
— 大村康太@パラグアイ🇵🇾 (@KotaOhmura) 2018年12月23日
大切なのは練習場所ではなく「どう練習するか」。専門外の選手だから技術的なことはなかなか教えられなかったけど、練習の考え方に関しては伝えてきたつもり。
いま、これから。
考え方がしっかり身についた状態での練習は以前の何倍も効果がある。高い目標をもってがんばってほしい。— 大村康太@パラグアイ🇵🇾 (@KotaOhmura) 2018年12月23日
競技に専念するために田舎から首都に上がってきたやり投げの選手がもう一度地元に戻ってしまいました。
おそらくですが、仕事と競技の両立がかなりきつかったのだと思います。
これは日本でも同じ事が言えるので仕方がないですね。。
やり投げのことは大してわかりませんが、今まで指導してきて練習に対する考え方をしっかり教えてきたつもりです。
もちろん首都の競技場で練習するのかそれとも田舎の野原で練習するのかで感覚は全然違います。
でも、高みを目指すのに場所は関係ありません。
競技は心技体のバランスが重要だから、いくら首都の環境がいいと思っていてもそこでそのバランスを崩すような生活を送っていたら絶対に成長することができません。
彼にとっては田舎は生活もしやすくて競技にも集中できる場所です。
少し残念ですが、次に会った時に昨シーズンよりもいい記録を出せるように進化してほしいと思います。

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