2019/5/10の記録
・パラグアイ女子初の100m11秒台
— 大村康太@プロコーチ (@KotaOhmura) May 10, 2019
・グランプリ優勝
・南米大会出場決定
のお祝いでパラグアイに来て初めて選手を誘ってご飯を食べに来た。初の日本食。意外と箸の扱いがうまかったけどやはり詰めが甘かった。この詰めの甘さを練習で出してはいけない(笑)
エネルギー充電!
南米大会頑張れ😁! pic.twitter.com/xhGwBChWzf
指導している選手が女子パラグアイ史上初の11秒台を達成したので、お祝いで日本食屋さんに連れてきました(彼女の車で連れて行かれました)。
実はパラグアイに来てから初めて選手をご飯に連れて行きました。昨年彼女がパラグアイ記録を初めて更新した時も連れて行っていませんし、その他の選手も同様です。選手の家では何度もアサードをやったりご飯を食べたりしていましたが、完全プライベートでご飯に連れてくるのは初めて。
帰国まで残り約4ヶ月弱。
こうやってプライベートで交流するとは思っていなかったので、ぼくにとっても大切な経験になりました。
たかだかご飯に連れて行くだけですけど、ぼくは本当にこういうのが苦手だったので大学生活でもほとんどこういう経験がなかったんです。それがパラグアイに来てぼく自身の立場が選手から指導者に変わったことが自分にとっても大きな転機になったのだと思います。
彼女はポジョドン(鳥丼)を注文。栄養価を考えてあらゆる日本食の中からポジョドンを選択したようです。さすがアスリート。
ぼくはラーメンを注文。あとは餃子をぜひ試してほしかったので餃子も注文。
動画のとおり、箸に慣れていない選手ががんばって餃子を箸で食べようとした結果がこれです。不覚にもめちゃくちゃ面白いですね(笑)
選手をご飯に連れてきて感じたのは、こうやって交流を深めることもとても大切だということです。
競技場では陸上のことばかり話しますが、こういう場では違う話もできます。ぼく自身が陸上競技だけではなく人生も大切にしてほしいと選手に伝えているので、ぼくがこうやって陸上ではない何かに誘うということも指導者として大切だと思いました。
陸上だけじゃなくてそれ以外も頑張れと言っても実際指導者が陸上の話ばかりだと説得力がないですからね…
今回は選手が目標としていた南米大会出場を達成することができました。それはぼく自身にとっても大きな挑戦でした。
たとえ指導に自信があったとしてもそれを現実にできなければ口だけの指導者です。彼女の目標を達成するうえで、指導だけでなく自分が努力しなければならないことは何なのかを問い続けて、その度に考えて行動してきた結果だと思っています。
選手が日本食を喜んでくれてよかったです。そしてぼく自身もこうやってプライベートでご飯を食べる関係の選手を持つことができてうれしいです。個人としての成長も感じています。
いいリフレッシュ!
次は南米大会!

コメントを残す