カウンターパートの変化③

 

1週間程度の出張からカウンターパートが帰ってきました。

アルゼンチンでは投擲を勉強し、コロンビアではIAAFの指導者講習を受けていたそうです。

いつも思っていたのですが、パラグアイの指導者の問題の1つに「知識はあっても実践できない」があります。

ぼくはそんなことを思いながら、出張から帰ってきたカウンターパートはどのようなことを学んで、結果としてどう自分の指導に生かすのかを観察しようとしていました。

 

 

だけど、そんなに注意して観察しなくても、彼の変化の大きさにはすぐに気づくことができました。

出張前と出張後だと見違えるほどに成長を感じ取ることができたのです。

何が変わったかというと、

前:同じようなトレーニングしかしない

後:新しいトレーニングを自分で選手に紹介して、練習を自分で引っ張って実践した

前:トレーニングを「やれ!」としか言わなかった

後:「これは○○のためにやるんだ!」というように、少し詳しく説明できるようになった

このような変化がありました。

これは本当にものすごく大きな変化だと思っています。

 

 

何度かブログで書きましたが、パラグアイの人たちは文化なのか、なかなか新しいものを取り入れようとしません。

それは食べ物であってもです。とにかく「新しいもの、No!」です。

カウンターパートは「練習のバリエーションの少なさ」を問題視していて、ぼくもその通りだと思っていましたが、ずっと様子を見ていた限り、なかなかその問題が完全されることはありませんでした。

でも、今回のIAAFの指導者講習によって、本当に大切なことを学んだのでしょう。

ぼくも、彼が出張に行く前から選手たちには「バリエーションに富んだトレーニングがいろいろな刺激を与える結果として、総合的に能力は向上していく。だから、バリエーションは大切」という話をしていました。

それをカウンターパートは聞いていたはずです。

推測の話ですが、おそらく出張前のぼくの話と講習会での話にリンクするところがあったのだと思います。

タイミングとしては個人的には活動を進める上でラッキーでしたね。

 

 

たとえIAAFの講習会で知識を学んだとしても、それを使わなければ何の意味もありません。

知識や資格が大切なのではなく、いかに指導するかが大切。

それをカウンターパートが少しずつ感じてきている時期なのかなと思います。

 

2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。
趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。

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2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。 趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。