陸上競技のために地方の選手が上京する

 

ぼくが出張でチャコ地方に行った時に何度か指導に関わった砲丸投げの選手が、高校の学期が終わったと同時に首都にやってきました。

高校2年生が終わって、今は約3ヶ月の夏休みですが、夏休みだから首都に来たということではなく、残りの高校生活1年間を競技のために首都で過ごします。

高校生活残り1年というタイミングで故郷を離れることは、仲良くしていた友だちとも別れるということ。

生活環境も変わるので決していいことばかりではありませんが、陸上のために首都にやってきたその覚悟を評価したいです。

 

 

選手自身も強くなりたいと思う気持ちがあるし、カウンターパートもパラグアイの陸上競技を発展させたいと思っています。

今回のことは選手にとってもカウンターパートにとってもメリットが大きいと思います。

競技人口が少ないパラグアイの陸上競技には、それぞれの種目で活躍するスター選手のような存在が必要。

スターがいれば、そういう選手を目指してほかの選手も努力しようとします。

ちょっと言い方が悪いかもしれませんが、弱い団体からは強い選手は現れにくいと思います。

それは弱い団体ならではの雰囲気に慣れてしまっているから。

だからこそ、活躍の見込みがある選手を囲い込んで指導するという手法は、競技の強化に関してものすごく大切だと思います。

スターがいる国はやっぱり競技力が高い。

それは小国ジャマイカが証明しました。

ほかのカリブ海の国も決して大きい国ではないけど、伝統的に競技が強い国がたくさんあります。

 

 

競技普及のための普及活動も必要かもしれませんが、個人的にはスター選手を生み出すことも普及につながると思っています。

スポーツの活躍は国を盛り上げます。

今回首都に移り住んだ選手はまだ高校性だけど、いま南米レベルで活躍している選手を「いま」育てることが、この国の陸上競技レベルと文化を発展させると感じています。

 

2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。
趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。

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2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。 趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。