「陸上競技が楽しい」と感じてもらう指導

2019/8/14の記録

 

 

ツイートのようなことを選手のお父さんがぼくに教えてくれました。

選手が陸上競技を楽しんでくれているというのが本当にうれしいです。

というのはその選手はそんなに喋る方ではないから。喋らずに黙々と練習するタイプなんです。

ぼくも大学の時はそういうタイプの選手だったのある程度理解できますが、選手が本当に陸上競技を楽しんでいるかは確証が持てないでいました。というのもぼくは大学の時に自分で考えていわば実験のように追求していくことが楽しいと感じていたのに対して、彼は指導者が言ったことを黙々とやるという違いがあるからです。

 

 

陸上競技の楽しみ方もいろいろあります。

  1. 陸上競技を追求することが楽しいと感じるタイプ
  2. 陸上競技を仲間と一緒にすることが楽しいと感じるタイプ
  3. 記録は伸びないけど走ることが好きなタイプ
  4. 陸上競技を通してファッションを楽しむタイプ
  5. ウエイトの記録を伸ばしたいタイプ

どれも間違っていないと思います。陸上競技は陸上競技の記録を向上させることだけが目標ではありません。人それぞれです。

競技力は低いけどやたらファッショナブルな選手とか多いんですよね、パラグアイ。でもそれも競技の楽しみ方としてはぼくはアリだと思っています。陸上競技の楽しみ方にルールはないし自由です。ファッションを楽しみながら陸上競技をやっていることをうれしく感じますね、ぼくは。

それで5つのタイプを挙げましたが、ぼくは1のタイプ。そして、選手のお父さんから話を聞いて選手も1のタイプなんだなと感じました。

 

 

カウンターパートから言われたことを忠実にやる真面目な選手だからこそ、記録が伸びなくなったときに陸上競技から離れてしまうのではないかと心配していたんです。だからこそ、ぼくは陸上競技を楽しんでもらうことをこの選手に関しては徹底してきました。バランスですね。

ぼくと似たようなタイプなので、技術指導をわかりやすくすることを心がけました。いい加減な指導で記録が伸びなければ真面目な選手にとっては苦痛だからです。技術が身について記録が伸びれば勝手にモチベーションが上がります。楽しいと感じるようになります。この選手はこういう循環で指導するのがいいと思っていました。

技術指導を分かりやすくするというのも結局はコミュニケーションの工夫。技術指導をするにあたってぼくだけの一方向ではなくコミュニケーションを意識することで選手にも考えてもらうようにしました。考えてできるようになって理解する。この循環で最近できるようになったことが増えました。結果として競技力も向上してきています。

 

 

やっぱり「楽しい」「好き」がないと競技は続けらません。「楽しい」「好き」は原動力です。

この「楽しい」「好き」がより広まっていけばパラグアイの陸上競技発展につながるはず。

 

2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。
趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。

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2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。 趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。