帰国後の遠距離での選手指導について

2019/8/10の記録

 

 

選手がぼくのことを信頼してくれてるのはうれしい話ですが、ぼくが日本に帰ったらさすがに巣立ってというのが本音。

今までたくさんのことを教えてきたつもりだし、その教えを上手く守ることができたら一人でも練習はできるはずなのですが。

個人的にはですが、ボランティアの終わりは一区切りだと思っています。

活動をする中でいろいろな人と出会ってコンタクトを取ってきましたが、帰国後は自然とコンタクトを取らなくなるのが自然だと思っているし、それでも連絡をくれるような人とはこれからもつながりが続いていくのだと思います。

面倒を見たいのは山々ですが、一区切りは一区切り。本音としてはちゃんと自分の指導者と協力して競技をしていってほしいです。何かあったら連絡して相談に乗るけどそれ以外は、って感じです。

というのはぼくも帰国後の人生がありますからね。日本とパラグアイでは時差も違うし生活も全く違います。こちらの生活のように携帯ばかりいじっていたら本当に死んでしまいます。

 

 

ツイートにも書きましたが、もし遠距離リモートワークで指導するなら完全に選手とぼくの関係のほうがいいと思っています。というのは理由は簡単で、指導に介入する人が多ければ多いほど複雑になっていくからです。

もちろんチーム○○というようにひとりの選手を複数人のコーチが指導するケースもあります。でも、それは上手く連携が取れているからできること。帰国後に一切パラグアイに行かない可能性がある以上、遠距離で指導することは必ず問題になります。

指導やチームが複雑になっていくほど、それは行動の遅さや理解の遅さにつながってしまいます。アスリートにとって一番大切なのは時間。トレーニングではありません。貴重な時間を複雑な関係性によって潰してしまうのであれば、いくらぼくがうまく指導することができたとしてもやるべきではないと思っています。

 

 

もちろんぼくもトップ選手を指導するのは楽しいし、すでにトップ選手を指導しているという環境をわざわざ捨てなくてもいいのかもしれません。トップ選手にめぐり合うというのも運の要素が強いですからね。次いつこういう選手に出会えるかわかりませんので。

でも、強い選手に巡りあったからこそ指導者としての責任を果たさなければいけません。それがぼくの考え。

遠距離でトップ選手を指導して結果が出ればそれはぼくの実績になるかもしれませんが、それってぼくのやりたいことではありません。実績は後からついてくるものだから実績を得ること自体は目的ではないわけですし。特に日本とパラグアイという距離があるし、ボランティアの流れの惰性で仕事はできないからです。

少し複雑ですが仕事なら引き受ける、仕事でなければ引き受けないといったところでしょうか。

金の問題ではありません。仕事としてお金を受け取ればぼくは責任が持てるし選手の本気度も上がります。無償のボランティアから惰性になると最善の結果は得られません。これは絶対。

金は目的じゃなくて手段。選手はカネを払うことによって覚悟が生まれますからね。

 

 

遠距離の指導でもうまく指導する自信はあります。

でも引き受けるかどうかは状況次第と言ったところでしょうか。

なんとかぼくから巣立ってほしいです。

 

2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。
趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。

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2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。 趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。