2017年11月から2018年6月までパラグアイの前任地であるサンタロサで活動していました。
ですが、健康上の理由で任地変更。
2018年7月から首都アスンシオンで陸上競技の活動をしています。
ということで、新しい任地での活動を紹介します。
- 青年海外協力隊、任地変更をしました。
- (前任地の要請内容はこちら⇒)青年海外協力隊の陸上競技職種の要請内容
1.配属先機関概要
- 派遣国:パラグアイ
- 職種:陸上競技
- 区分:新規
- 派遣期間:~2019.9月下旬
- 受入省庁名:国家スポーツ庁
- 配属先名:パラグアイ陸上連盟本部
- 任地:アスンシオン市
配属期間の規模・事業内容:
配属先は国内の陸上競技大会の開催、運営、その他国内のコーチ、審判の指導、育成等をになっている「パラグアイ陸上連盟」(1947年設立)の本部組織である。
配属先に加盟している約100名の選手が、首都にある受入省庁管轄の陸上競技場にて練習を行っている。また、同配属先では、近年では選手育成を行うと同時に、陸上競技人口を増やすべく、青少年層の競技者の裾野を広げる活動も行っている。
また、2016年5月には外務省スポーツ外交推進事業により配属先関係者5名が日本で開催された国際大会及び研修に参加した実績もある。現在、JV1名が活動中。
2.要請概要
要請理由・背景:
パラグアイにおいて陸上競技の知名度は未だ低く、全体的な競技人口も少ない現状である。配属先では、今後の陸上競技の発展に向けて競技人口を増やし、優秀な人材発掘・強化することが目標の1つとなっている。
陸上競技連盟の本部がある同協会には、これまでボランティア派遣の実績はないが、現在、全種目の競技力向上のため、各種目に共通する基礎動作の分析やコンディショニング調整に関する支援が急務となっている。
また、日本陸上競技界が世界に誇るリレーのバトン技術についても、高い関心を示している。
同配属先では、JICAボランティア受入責任者でもある同連盟競技力強化コーチ代表が日々、選手への直接指導も行っている。
ボランティアにはそのアシスタント・補佐として、最新の指導技術、トレーニング理論に基づいた支援が期待されている。また、月2~3回程度の地方出張指導への同行も行う。
予定されている活動内容:
配属先同僚のアシスタントとして、以下の活動を行う。
- 全競技者に有効な基礎動作の解析及び技術指導、効果的なコンディション調整について支援する。
- 4×100mRのバトンパスに関する技術的支援を行う。
- 地方出張指導に帯同し、競技者の基礎体力調査を実施するとともに、特に跳躍系競技者に対する専門的な技術支援を行う。
配属先の活動対象者:
地方出張先も含め約150名、15歳~30歳程度が中心
活動使用言語:スペイン語
生活使用言語:スペイン語
3.資格条件等
経験:競技歴5年以上(経験に基づいた指導が必要)
4.地域概要
気候:温暖湿潤気候
通信:インターネット○、電話○
電気水道:安定
5.特記事項
なし
ということで、前任地よりも活動が専門的になりました。
任地を変更してから4ヶ月が経ちますが、その間に代表選手への指導にも関わりはじめています。
まだ新天地で活動を始めてから間もないですが、指導に関わった代表選手は南米大会でもいい結果を残したり、パラグアイ記録を更新したりと、今のところは結果の面に関しては活動は順調だと思います。
残り11ヶ月の活動の中で、パラグアイの陸上競技に少しでも貢献できるように、自分なりの活動をしていこうと思います。

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