2019/5/7の記録
【南米大会に出場決定🎉】
— 大村康太@プロコーチ (@KotaOhmura) May 6, 2019
先日のグランプリでの走りが評価され、指導する元パラグアイ記録保持者が南米大会に出場することが決まった。以前はA標準11.82を突破しなければ派遣しない方向だったけど、以前からカウンターパートに彼女がもたらす記録の価値を説明してきた甲斐があった。うれしい。 pic.twitter.com/oNkxtBBYCH
いわゆる「追加選考」という形だけど、南米大会が行われるペルーはいい競技場でしかも風が弱いからほぼ確実に公認記録になる。グランプリの走りを見れば11秒台は出そうだから、あとは最大目標の南米大会に向けて100%までもっていくことにぼくも集中する。
— 大村康太@プロコーチ (@KotaOhmura) May 6, 2019
どんどん進化してほしい。
追加選考という形ではありますが、指導している選手が南米大会出場を決めました。
本来ならば標準記録を突破しなければいけないところですが、今回の大会で出した11秒90という記録は追い風参考であってもパラグアイ女子史上初の11秒台ということで、その大きな価値を評価してもらった形です。
また、悪天候の中、持ちタイムが11秒台の選手を直接対決で破った点もインパクトとして大きかったと思います。
標準記録を突破しての南米大会出場ではないので、おそらく参加選手の中でも持ち記録は下位だと思われます。それでも過去の南米大会の記録を見てみると11秒9くらいで走ることができれば決勝進出が可能です。
今回は悪条件の中で出した記録なので、南米大会で状態のピークを作ることができれば大人区分で初の決勝進出も夢ではありません。
これが2年前に行われた同じ種類の南米大会の女子100m予選の結果。追い風参考だけど正直組1着の選手は世界レベルの選手だからそこは狙えない。でも、11″6~9レベルの選手は喰える可能性がある。そしたらぼくが指導する選手も個人で100mガチンコの決勝レースを走れる可能性がある。ワクワクする! pic.twitter.com/Vt8dYLQHtO
— 大村康太@プロコーチ (@KotaOhmura) May 7, 2019
前回大会はパラグアイで行われたのでおそらく自国開催枠のようなもので女子100mには2名出場していました。2組あって両選手ともダントツの最下位。追い風参考&高速タータンでもこの程度の記録だったのが2年前の話。
今はぼくが指導している選手、その他の選手も力をつけて、
- 11.90
- 12.12
- 12.22
- 12.25
- 12.27
※追い風参考を含める
これほどまでにレベルアップしました。
昨年までのパラグアイ記録は約5年破られていなかった12.24。もはや上位選手にとっては過去のパラグアイ記録は到達するものではなく通過点になりました。
今回は残念ながらリレーの派遣は行われないそうです。
やはり個人種目で出場者を増やせないと連盟的にはきついそう。確かにただでさえお金がないと言っている(真偽は不明)のに、決勝で戦えるのかもわからないリレー要員のためだけに派遣というのもお金がかかりますからね。個人的には女子短距離のレベルが確実に上がっているから、こういうチャンスで確実にパラグアイ記録更新を狙うべきだと思うのですが、お金がないとなると仕方がないですね…
だから今回は参加するだけでなく【勝負】しにいく。
— 大村康太@プロコーチ (@KotaOhmura) May 7, 2019
オリンピックや世界選手権はとてもレベルが高いから参加することに意義があるかもしれないけど、その世界レベルに到達したいならまず南米で勝負しないといけない。今回はダメだったという言い訳なしに、ガチンコで勝負。これが大切。
話は変わり、女子だけでなく男子も短距離で2名が南米大会出場を確定させました。
ひとりは先日100mと200mのパラグアイ記録を更新した選手。もうひとりはぼくが指導している選手。以前にあった大会でも標準記録を突破していましたがほかの選手の状態の兼ね合いもあって確定させることができないでいました。今回は直接対決で標準記録を突破している別の選手に勝つことができたので、両選手とも南米大会には100mと200mに出場します。
南米大会まで残り2週間程度ですが、このグランプリ大会で得た刺激に加えていいコンディショニングをしてしっかり戦える状態を作っていきます。
ぼくが指導している選手が南米大会出場を決めてくれて本当に嬉しいです。

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