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青年海外協力隊が活動していると楽しいことがあると同時に、ストレスも溜まると思います。
自分はストレスは感じないと思っていても、自分が気づかないような小さなストレスが溜まってしまう。
それは今までに経験したことがないことを経験しているからです。
たとえ楽しくても、その楽しいことでさえ心身にとっては少なからずストレスになる。
活動をしているとそのことに一生懸命になってしまってガッと入ってしまう。
そうすると自分を振り返る機会を見失ってしまいます。
結果として自分の心の声を聞けないから、心のシグナルを聞けなくてパタっと動けなくなってしまうことがあるかもしれません。
ぼくも大学時代にそういうことがありました。
そんなことで、ぼくは心身のバランスを崩さないように今回首都に上がってきたのですが、
たまたまJICAの調整員さんとご飯を食べる機会に恵まれました。
調整員さん2人とぼくで3人。
活動や近況についてお話したんです。
ぼくが今任地でストレスだと感じていることは「ご飯が出る時間が予測できない」ということです。
なんだそれ?と思うかもしれませんが、待っても待っても先が見えないというのは辛いんです。
先が見えなくて、場合によってはご飯が出ないということもあります。
ごはんは疲れてた時のぼくにとっての数少ない楽しみ。
それがわからない、待たされて待たされて時間を振り回される今の状況が本当に辛かったんです。

ごはんはおいしい。ただ、いつ出てくるかわからない。時にはすっぽかされる。それがストレスだった。
そのことを調整員さんに伝えたら、こんなことを言われたんです。
我慢してないでそれは言ってもいいんじゃない?
って。
あぁ。
そうか。
そうだな、と。
忘れてた。大切なこと。

ホームステイ先にまで気を使っていると、いつしか自分の考えや大切なものを見失ってしまう。
何が言いたいかというと、
- 我慢しているばかりで、ただただ自分にストレスを積み重ねてもただそれだけということ
- 相手に言わなければ絶対に伝わらないし状況は変わらないということ
これらの当たり前のことを意外と気づいていない人が多いのではないかな、ということです。
日本人は謙遜の文化といいますか、空気を読む文化といいますか、そういう文化が南米では時として裏目に出てしまうかなと。
日本人の素敵な国民性が海外では「自分の意思を主張できない」という自分にとってのマイナスになってしまう。
もちろん海外の人も相手の空気を読む人もいます。
ただ、基本的には察してという期待は裏切られます。
そう思っていたほうがいい。
日本じゃないから。
だから自分がイライラしていることをいくら溜め込んでもなんの解決にもなりません。
一歩も解決には繋がらない。
なぜか?
言葉で相手に伝えていないから。

「言葉で伝えなければ伝わらない」。そんな当たり前のことができていなかった。
当たり前のことですよね?
相手に言葉として伝えないと伝わらないって。
そんな当たり前のことを忘れて、いつの間にかぼくはただただホームステイ先への不満ばかりを溜めていました。
解決しないのに。
言えばいいじゃん?
状況が動かずにもどかしい思いをしている皆さん。
伝えていますか?
自分の思いを。
自分の悩みは、自分にとっては大きくて大変なものと思うものですが、
何か一つ手を打つだけで物事が進展して悩みが解決する可能性が生まれます。
何もしなければ現状は何も変わらない。
相手は神様でも何でもない同じ人間。
だから相手もぼくたちのことを理解しきれないんです。
あぁ、
ぼくはこんな簡単なことを忘れていたんですね。
お互いに理解し合えないことが一番不幸。
簡単なことですが、だからこそ伝える必要があるんです。

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