パラグアイ記録保持者の初戦とパラグアイ女子初の11秒台への挑戦

2019/3/24の記録

 

 

ぼくが唯一マンツーマンで指導している女子100mのパラグアイ記録保持者の初戦がありました。鍛錬期は非常に充実した練習をすることができたので、試合前は自己ベストも狙えるかなと予想していました。彼女のシーズン前半のターゲットは

  • 南米大会出場
  • 100mでパラグアイ女子初の11秒台突入

なので、この試合では特に調整することなく体に刺激を入れることを今回の試合の目的にしました。

 

 

初戦の結果は12秒31(-0.1)で自己ベストには届きませんでしたが、昨年彼女がパラグアイ記録を更新したときは絶好のコンディションだったことを考えれば1段階レベルがあがったと感じました。まだ初戦ということもあって動きにキレがありませんでしたが、鍛錬期中に取り組んできた技術の改善(昨年はひざ下が振り出されすぎて膝裏の腱を痛がることが多かったので、基本的なもも上げドリルを大切にした)がなされていたので、これから体が動いてきたらもっといい記録が出ると思います。

1週間後にはアルゼンチンで試合があるので、アルゼンチンのいい雰囲気の中で記録更新を目指してほしいです。今回の試合である程度刺激が入っているはずなので、パラグアイ記録更新は十分に達成できると思います。

 

 

アルゼンチンの試合まで残りわずかですが、今回の試合で得た感覚をいかに調整するかがポイントになります。また、アルゼンチンまではバス移動なので疲労も溜まるでしょう。前日練習などで「やらなければならない」という気持ちで体を動かすのではなく、自身の体調と相談しながらいいコンディションを作るために自分で考えてほしいです。

 

 

この記事では技術的なことについて主に書いていますが、選手の体調についても同様です。今までぼくは「コミュニケーション」を意識して彼女と目標達成のためにがんばってきました。そして彼女も徐々に自身と対話できるようになってきました。国外遠征にはぼくが行くことがはできません。なので彼女はひとりで戦うことになります。そんな時に自分で意思決定してやるべきことをやれるようになったら、本当に大きな試合でしっかりと結果を残すことができるようになると思っています。

 

 

最初にTwitterで書きましたが、11秒8台はそう難しくない記録です。パラグアイでは70年間の陸上競技連盟の歴史の中で追い風参考を含めてもだれも11秒台を達成していません。その点、11秒台を出そうという気持ちが強くなればなるほど試合で動きが硬くなってしまう可能性はありますが、これも南米大会までのプロセスで順調に調子を上げることができれば意外と簡単に出すことができるのではないかなと思っています。

まずはぼく自身がマンツーマンで指導している選手が好調な滑り出しをして安心しました。これからが勝負になりますが、彼女としっかり準備して目標達成に向けてがんばります。

 

2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。
趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。

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2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。 趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。