【ハムストリングスのトレーニングを紹介しました🏋️】
超地味トレですが、地味な動きって小さな動きや感覚の総合なので、些細な感覚を鍛えるのにうってつけです。これも理解できない人は「ん?何やってんの?」で終わりますが、これ、めちゃくちゃ重要なトレーニングです。 pic.twitter.com/5VQOGsn7MK
— 大村康太@パラグアイ🇵🇾 (@KotaOhmura) 2018年11月24日
ハムストリングスの地味なトレーニングを紹介しました。
パラグアイの選手はハムストリングスを狙った補強トレーニングをしているのを見たことがありません。
競技場併設のジムにはレッグカールマシンはありますが、ぼくが指導している選手は使いません。
ハムストリングス、あと内転筋も走る上で重要ですが、それをより意識的にトレーニングしようという意図です。
動画では補助者がいて負荷をかけていますが、これはゴムチューブでもできます。
というかゴムチューブの方がやりやすいと思います。
ポイントは
- お尻から上げること
- ひざ下の力を抜くこと
- ゆっくり動かすこと(この動画は4カウント)
- 全ての区間で同じ速度でコントロールしようとすること
でしょうか。
これを実際の走練習の前、ウォーミングアップの段階で行うことで意識的に刺激したハムストリングスを実際の走りの中でより使いやすくします。
ゆっくりやる理由は、
- どこを使っているのかを正確に把握する
- どれくらいの力が働いているのかを感じる
- 狙った通りに動かす
ためです。
速くやっても強化はできますがごまかしがきいてしまいます。
ごまかしがあると、本来鍛えなければならないところを鍛えられていない可能性が出てしまうんです。
その積み重ねが確実に試合で出てしまうからこそ、ゆっくりゆっくり。
感覚的にはボディビルダーがトレーニングするときに意識する「効かせる」に近いでしょうか。
それにプラスして実際の走りのどこで活きる筋肉を鍛えているのかを常にイメージしてやってもらっています。
地味ですが、走りの基本は体のコントロール。
強化しつつも体のコントロール力を鍛えることで実際の走りの制度を走り以外のところからも高めています。

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