こんなtweetを見つけました。
「なんでもがんばります!」って人ほど国際協力の仕事は特にメンタル面で潰れやすいかも。
「ゆるく、がんばる」っていう適度なバランス感覚を持つことで長く続けられる気がするし、自分たちが潰れてしまうことが一番現地の人たちに迷惑をかけてしまうことも忘れちゃいけない。
— 田才諒哉@アフリカ/スーダン (@ryoryoryoooooya) February 7, 2018
ぼくは正直やる気に満ち溢れている協力隊の隊員が苦手です。表に見える熱量が違いすぎるから。
なんかパンクしそうじゃないですか?
やる気満々だったけど、実際活動してみたら思うようにいかなくていつの間にか熱が冷めてしまってだらだらなってしまう。そんなイメージがあるんです、ぼくには。
やる気ってぼくは大切だとは思いません。
理想はやる気がなくてもなんとなーく続けられる状態。そんなのが素晴らしいと思うのです。
やる気に左右されて活動をするしないを決めている時点でなんかボランティアではないですよね、って個人的には思います。
やる気なんてなくてもいいんです。素晴らしい熱量なんていりません。
要は活動するかしないかの問題なのです。
ぼくはやる気があってもそのやる気に左右されて活動も左右される隊員より、やる気はないし活動量は少ないけどとりあえず継続して活動できている隊員の方がよっぽど素晴らしいと思います。
もちろん結果も求められますが、完全に後者のほうが結果を得られる可能性は高いと思っています。
やる気満々だけど気づいたらゲンナリしていて自分が潰れてしまう、そんな可能性をもボランティアは考えるべきだと思います。
ボランティア活動はボランティアがいなければ務まりません。ボランティアがいない期間だけ活動は止まります。
活動が止まるだけならまだいいです。きっとそのプロジェクトはもう一回振り出しに戻るし、ボランティアが活動に復帰するまでにも多くの時間がかかるはずです。
やる気だけで務まるものではないよな、とぼくは思います。
バランスの問題ですよね。
こんなtweetも。
https://twitter.com/kayoreena1021/status/961403248677548032
自己満足で終わっちゃいけないって本当にそうだよなと思います。
あれやったこれやったって満足していい気持ちになるのは自分であって、現地の人のためになることを本当にしたかどうかというのは別問題。
本当の課題や問題を見つけてそれに対してアプローチを続ける努力というのが必要なのではないかなと思います。
別に小さな変化でもいいと思うんですよね。
続けることででしか定着しない変化というのもあると思うし、そんな小さな変化が意外と求められていることであったりもするのかなと思います。
やる気がなくっても別にいいんですよ。
傍から見たらやる気がないとカッコ悪いですが、カッコ悪いのと結果を残せないのは別だし、気取らずにマイペースに活動を続けられる隊員にぼくはなりたいなって思います。
(田才さん(@ryoryoryoooooya)、Kayoreenaさん(@kayoreena1021 )、tweetを引用させていただきました。)

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