2019/5/1の記録
パラグアイの陸上を強くしたいとか発展させたいとか言う割には責任を負いたくないから丸投げ。これは以前選手もパラグアイの指導者について同じことを言っていた。
— 大村康太@プロコーチ (@KotaOhmura) May 1, 2019
今回の件に関しては本当にガッカリ。選手がかわいそう。普通に疲れた。
久しぶりに「はぁ…」というとてつもない精神的な疲労感。
昨日からずっと週末のリレーの件で選手と指導者に連絡とってるけど、これって本来ぼくがやることじゃないし彼らがやらないといけないこと。さすがにずっと携帯もって連絡し続けるの疲れる。やりたいじゃだめだよ。やりたかったら自分たちでやらないとさ。
— 大村康太@プロコーチ (@KotaOhmura) May 1, 2019
さすがに気持ち悪い。早く終わらないかな。
青年海外協力隊の誰もが経験するであろう途上国の人の「嘘」や「無責任」。
みなさんはどう付き合いますか?
選手にとってとても大切な大会が数日後に迫る中、ぼくも指導者の嘘と無責任に泣かされています。
グランプリの大会でパラグアイ記録を更新しよう。
この声があって始まったリレーの練習。選手は自分の競技の練習に加えてリレーの練習もしなければならないので負担は大きいのですが、それでも選手たちもリレーをやりたいということで準備をしてきました。
ところがです。
メッセージを送ってもリレー担当の指導者から連絡もなければ勝手に自分の用事を入れてリレーの練習にも来ません。
ぼくが始めた話なら別にしょうがないと思います。でも違います。彼がやろうと言ったのに練習に来ません。そのくせボランティアに全て放り投げ。
もともと選手からも指導者からも評判の悪い指導者で「名誉のためにやりたいんじゃない?」と言われるくらいなのでこんなものなのかもしれませんが、いかんせんぼくが被害者なのでとても腹が立ちます。
どうせパラグアイ記録を更新したときは「写真写真!」といって自分も映り、「オレがやったぜ!」という名誉だけがほしいのでしょう。
こんな状況で選手のモチベーションも完全なものにはなりえません。
あまりにも選手がかわいそうです。
グランプリ大会で開催されるリレーに出るか出ないかのたらい回しが行われていたけど、なんとか出場ができるというところまで来た。ここ数日は携帯握りっぱなしで疲れたけど、選手がリレーやりたいって言ってたからよかった。
— 大村康太@プロコーチ (@KotaOhmura) May 2, 2019
絶対パラグアイ記録を更新する。そしてリレーの良さを見直してもらう。 pic.twitter.com/rKQRwuvHbR
昨日の初練習だけど、本当にやり方と考え方次第で簡単にバトンパスできるようになるんだって。
— 大村康太@プロコーチ (@KotaOhmura) May 2, 2019
1走者はほぼ経験なし。それでも教え方次第でこれだけできる。試合になったらうまく合う。
これは日本レベルで言ったらまだまだだろうけど、パラグアイのリレーって壊滅的に絶句するくらいのレベル。 pic.twitter.com/yGfr30ccQX
本当に今このリレーの指導をしているのは選手がやりたいと言っているからです。やらなくていいかなだったらやってません。即この活動を切ります。
それくらい久しぶりにイライラしているし体調も悪いです。
選手たちは本当にいい練習をしました。
リレー自体に慣れていないもののやるべきことを理解してすぐに形になりました。
パラグアイ記録の更新の可能性は十分にあると思います。
なんとか選手の努力が報われるように指導していければと思っています。
普段は本当に楽しく活動していますが、あまりにも嘘と無責任が重なると一気にゲンナリしてしまいます。しかし会話がなければ何も始まりません。嘘と無責任の前には必ず会話があります。そこは避けて通れない。
ぼく自身、活動で一番大切だと思っているのは会話だと思っているのでここまでプロジェクトが動いたのも会話を重視した結果だと思っています。でもその会話の結果が嘘と無責任によって頓挫しそうだとあまりにもガッカリです。やって失敗するならなにも気にしない。むしろそのチャレンジには意味があります。でも始まる前から他人任せ、嘘、嘘、面倒くさいからやってって、どうなんでしょうね?
めちゃくちゃネガティブな話になってしまいましたが、これが青年海外協力隊が直面する現実です。
普段から楽しい、うまくいっているツイートが多いぼくですが同じように理不尽もあるんです。ぼくが直面している現実もそう甘くはないし、ほかの隊員もそうだと思います。
久しぶりにガッカリです。

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