選手とカウンターパートと三者面談

2019/6/4の記録

 

 

選手とカウンターパートと三者面談を行いました。

以前選手と二者面談した時に「目標に対するカウンターパートが考えているプロセスがわからない」と選手が話していました。具体的なプロセスなくして目標を達成することができないというのは、ぼくが今まで選手に「試合の結果はプロセスの結果」という話をしてきたからこそ、選手がプロセスを充実させたいと思ったのだと思います。

実際ぼくと二者面談をして記録を伸ばしてもいいのですが、ぼくはボランティアの身として活動して後々パラグアイから離れることを考えるとカウンターパートとこのようなコミュニケーションの場を設けてほしいところではあります。

ツイートのとおりですが、前向きに三者面談を終えることができました。完璧とは言えませんが、まずはコミュニケーションの場を持つことができたというのが収穫。なぜなら今までは会話ではなくカウンターパートから選手に対しての一方向でしかなかったからです。これが双方向になったのは大きい。

 

 

 

三者面談ではカウンターパートが選手としっかり話をして今後の方針や目標について話をしました。競技の基本はまず目標を立てることですからね。

でも全然具体的ではないんですよね。基本的にはぼくは聞き役に回っていましたが、やはり大切なところでは口を挟みました。少しですが。

分かるんですよね、言いたいことは。でも具体的ではない。

例えば選手に対して「10秒30で走るためにウエイトの筋力を強化する」と伝えていました。でもその取り組みは今まで散々やってきたこと。今年の鍛錬期は恥骨炎の影響があってまともにウエイトトレーニングをすることができませんでしたが、昨年まではハーフスクワット200kgでセットを組むくらいには強かったのです。

分かりやすいですよね。ウエイトが強くなれば速くなるはずって。選手に伝えるには分かりやすくていい。でも今までその取り組みをやってきて成果が出なかったのに、じゃあいったいどれほどまでに筋力を高めなければいけないのか。

230kg?250kg?300kg?

どこまで伸ばせばいいのでしょう?ぼくは疑問に思ったのでこれを伝えました。そうするとやっぱり答えることができないんですよね。なぜならカウンターパートが提案したプロセスは具体的でもなければ根拠もないからです。

またコーディネーション能力を高める必要があるというのも言っていましたが、これはぼくが協力隊でこちらに来てから散々聞いていたこと。でもそれを改善するためになにか取り組んでいるかと言われると全くそうではありません。こちらもどうやって?と聞くと答えられません。

いじめるつもりで言ったわけではありませんが、やっぱり理想を言うだけでは目標は達成することはできません。これは絶対。行動がなければなにも成し遂げることはできません。

 

 

こんな感じで会話の内容はまだ不十分ではあったものの、この会話が習慣化すればどんどん会話の質が高まってくるはずです。会話の質が高まってくれば目標に対する現在地の確認にもなるし、軌道修正をすることだってできます。闇雲に目標を立てずに練習することもなくなるでしょう。

 

 

 

面談後の練習はやはりカウンターパートの選手との関わり方が少し変わったように感じました。

現状を打破するためには行動するしかありません。行動なくして変化はありません。

もちろん今回話しをしたことで記録が伸びるかどうかわかりません。でも、選手のレベルが高くなってくれば来るほどこういったコミュニケーションは必要です。コミュニケーションによっていろいろなことを共有して一緒に競技人生を作り上げていく、という考え方がカウンターパートには必要だと感じます。

 

2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。
趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。

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2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。 趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。