「もっと働く必要がある」とパパに言われてカチンと来たので、青年海外協力隊はたくさん働く必要があるのかを考える

よくわからないのですが、パパがぼくに

「もっと働く必要がある」

って言ってきました。

それでカチンと来たから「考えがあるから」って全力で否定した。

身体を動かすだけが全てじゃないし、少なくとも活動中に携帯ばっかいじって子供見てない人に言われたくないと思ったんですよね。

 

 

タイトルのとおりです。

イラっとしたので、そもそも青年海外協力隊はたくさん働く必要があるのかを考えたいと思います。

 

1.結論・・たくさん働く必要はない

まずは結論から。

青年海外協力隊はたくさん働く必要はない

これがぼくの考えです。

 

 

別にたくさん活動したい人はそうすればいいと思いますが、他人からあれこれ言われて強制されて活動せざるを得ないという状況はどうかと思います。

時間は有限だから、活動するかしないかの選択って本当に大切です。

時間的に余裕があるからといって大切でない、かつ定期的にやらなければならない活動をどんどん詰め込むと本当にやりたいことができた時にできなくなってしまう。

たくさん働くことは時間を消費するということ。

時間ほど貴重なものはありません。

 

2.理由・・働くことが目的ではないから

たくさん働く。

青年海外協力隊がたくさん活動して結果を残していればかっこよく見えますよね?

だけど、その結果というものは現地の本当の課題に対する結果でなければいけないし、なにより意義のあるものなのかを考える必要があると思います。

 

 

いつの間にか「働くこと」が目的になってしまう。

そんな状況に陥らないためにもやはり時間的、そして精神的余裕は必要だと思います。

「働け働け」と言われても、ぼくのパパ(ほかの先生もそう。文化です。)は学校でも常に話をしているか携帯をいじっているかのどちらか。

パパに言われようがなんだろうが、そういう状況の人に「働け」と言われて働きたいと思うはずがありません。

異文化で働き方が異なるのは当たり前かもしれませんが、だからこそストレスに対処するためにも余裕は必要。

 

 

そしてなにより、たくさん働くことで負担がかかって本業に支障が出るようであれば、ぼくはそれは失敗だと思います。

あれこれ手を出すのは働き方のスタイルだからどうでもいいと思いますが、自分のキャパシティを超えるような働き方をしていたら自分の100%の力を発揮できません。

ぼくたち青年海外協力隊はアマチュアかもしれませんが、活動自体に対してはプロ意識をもって活動している人も結構いるのではないでしょうか?

ぼくは本業に支障が出るような働き方は絶対にしたくない。

働きに来たんじゃない。ぼくは陸上競技の発展のために来たのだから。

 

3.低いパフォーマンスで非効率な時間を過ごしたくない

パラグアイの文化なのですが、正直ある活動をするときのパフォーマンスはものすごく低いです。

どうやったらここまで非効率にできるのか、と思わずに考えずにはいられません。

もちろん文化的な背景は関係があると思います。この国では仕事よりも目の前にいる人とのコミュニケーションの方が大切だから、仕事そっちのけで話をします。

同行者がいようと関係ありません。急ぐことを絶対にしない。

本当に言葉通り何もできない時間がたくさんあるんですね。

 

 

何が言いたいかっていうと、「たくさん働く必要がある」と言いながら働いているという「形」だけを作っているんですね。

形だけ。

ぼくがめちゃくちゃ嫌いなやつです。

形がそうなっていればとりあえずやっているとみなされる。

そんな考えを押し付けられると本当に嫌なんです。

 

 

形だけのために非効率な時間を過ごしたくないんです。

形だけでなんの収穫もないような時間って意味ないんです。

日本とパラグアイでは時間の概念が違いすぎます。

 

4.そもそも都合良く扱われるために派遣されたわけではないし、協力隊は現地人の奴隷ではない

青年海外協力隊は「便利屋」ではありません。

なんでも屋としてなんでもマンパワーでやって成果を出したいのであれば青年海外協力隊になるべきではないと思います。

必要な活動を見極めるべきだし、適度な距離感を保つためになんでも「はいはい」言うのではなく、不必要なことだと思ったら「ノー」というべきです。

 

 

青年海外協力隊の目的って「自助努力の促進」です。

都合良く扱われて成果が出ました。現地の人は万々歳です。はい、それは大失敗ですよね。

 

 

イエスマンになってなんでも「やります」って言ってたらいつの間にか頼まれることが当たり前になった。

マンパワーすぎるけど成果が出ました。現地の人は万々歳です。はい、それは大失敗ですよね。

 

 

青年海外協力隊は便利屋でも奴隷でもありません。

ボランティアです。

 

5.時間は有限だからこそ選ぶ必要がある

予定を詰め込めば詰め込むほど時間が失われていきます。

価値のある活動であってもそうでない活動であっても、その善し悪し関係は関係ありません。

不定期・単発の活動であればさほど影響はないかもしれませんが、定期的にやらなければならない活動ほど時間に制約を受けることはありません。

定期的な活動に安易に手を出してしまうと、不必要と感じた時に抜け出しにくくなってしまう。

そして途中でやめるということは、それが長期的に現地に残らないということを意味します。

 

 

本当の課題以外のものに手を出して時間を失い、尚且つ中途半端にしか活動できない。

そんな状況になるくらいだったらやらないほうがマシです。

もっと大切なことに費やすための時間を確保していたほうが絶対にいい。

青年海外協力隊は重宝される場合もあるからこそ、需要がある分、こちらもしっかり本当に必要なことなのかを見極める必要があると思います。

時間は本当に貴重です。

 

6.まとめ・・別にたくさん働く必要はない。だからぼくはキッパリ断る。

久しぶりにイラっとしたので書き残しましたが、どの国でもこういうことを言われる可能性はあると思います。

「たくさん働く必要がある」と。

「もっと働け」と。

 

 

本当にたくさん働かなければならないのでしょうか?

もちろん働きたい人はどんどん動き回ればいいと思います。

ただ、活動はあれこれ強制されるものではないしそれぞれ活動のスタイルだって違います。

自分が一番力を発揮できるやりかたってあるはずです。

 

 

働くことそれ自体が青年海外協力隊の活動の目的ではないし、働きすぎることで失う多くのことがあることを頭に留めておくことは必要だと思います。

需要があることが個人的に必要なことなのか、それとも社会的に必要とされていることなのかによっても活動の重要度は異なる。

要請書に書かれていることが全てでもないし、現地の人達から直接情報を得る必要だってある。

ある程度落ち着いた状況であらゆる方面から入ってきた情報を整理する時間っていうのは大切だし、その時間っていうのは「働かない」時間から作り出すことができます。

 

 

2年って短いようで長く、長いようで短い。

短いようで長く感じるのはきっと事前に戦法を立てれて最小努力で最大効率目指して結果を出せた場合。

そして長いようで短いように感じるのは働いていたけどいつの間にか時間が経過していたという場合。

ぼくは前者でありたいです。

 

 

働きたければたくさん動けばいいと思います。

そういう活動のスタイルもあるしそれで結果を出せる人だっていると思います。

ただ、全員がそうでないとは思わないし、自分のキャパシティに見合った適切なスピード・量で活動するのが一番いいのではないかと思います。

だからぼくは暗に「働いてない」と言われようとも、ぼくの活動スタイルを崩そうとは思いません。

ぼくはぼくのやりかた、ペースで活動を進めます。だから必要ないと思ったことはキッパリ断ります。

 

 

※パパの否定ではありません。

活動をしていく中で活動量に悩む時が必ず一回はあると思います。どうしても同期がいると情報共有するし比較してしまうから。

そんな時に参考にしていただければと思います。

 

2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。
趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。

いいね!してくれたら超嬉しいです\(^o^)/!

コメントを残す

ABOUTこの記事をかいた人

2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。 趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。