【クリーン】
今までずっとスナッチをやっていたけど、鍛錬期からクリーンを採用。選手にバリエーションのある練習で刺激に変化を与えることが大切という話をしたら、それをカウンターパートが採用してクリーンを取り入れたみたい。イコール、ぼくの考えを盗んでくれたということ。いい感じ。 pic.twitter.com/varTkuzUcV
— 大村康太@パラグアイ🇵🇾 (@KotaOhmura) 2018年12月4日
シーズン中はずっと同じメニューのウエイトトレーニングしかしてきませんでしたが、鍛錬期に入ってから新しいトレーニングをカウンターパートが取り入れるようになりました。
選手には常日頃、「いろいろなバリエーションの動きによって体にいろいろな刺激を与えることができる。それによって総合的に成長することで記録も向上していく」ということを言っています。
ぼくが直接「バリエーションを増やせ」ということは一切言っていませんが、カウンターパートが自分から練習に変化を持たせようと思った取り組み。
本当にすばらしいと思います。
変化のないときは変化を加える必要があります。
体は刻一刻と変化していくからこそ、今の現状に対してどのようなトレーニングをすることが適切かを考えなければなりません。
ちなみにスナッチもクリーンもいいトレーニングだと思いますが、ぼくは選手にはクリーンの方がいいんじゃない?ということを伝えました。
理由は、クリーンの方が簡単だから。
簡単で、かつ記録の伸びも速いから、選手が成長しているという実感を得やすいのではないかと感じています。
スナッチの方が確かに派手だけど、コントロールが難しい分、いつしか悪い技術のままに重さだけを追求しかねません。
それよりだったらコントロールがしやすいトレーニングを確実にやったほうが、パラグアイの選手と指導者のためになると思いました。
カウンターパートが取り入れた新しい変化が、これからどういう変化をもたらしていくのかが楽しみです。
選手たちもバリエーションが増えて、練習に対する目的も徐々に見出すことができてきて、任地変更をしたときよりも楽しそうに練習しています。
本当に、これからが楽しみ。

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