パラグアイでの初めてのクリスマスで「新しい家族」ができて感じたこと。

人生初の海外でのクリスマス。

キリスト教であるパラグアイの人たちは、クリスマスは家族やその親族が集まって大勢の人で過ごします。

日本で言うとお正月に近い感じですかね?日本のお正月は親戚が集まって「明けましておめでとうございます」ですが、パラグアイのクリスマスも24日から25日に日付が変わる時に「メリークリスマス」という感じでお祝いします。

 

 

日本では家庭によりますが、24日も25日もお祝いしているイメージ。

ですが、パラグアイは25日に日付が変わるその瞬間がピーク。なので24日は日中はずっと準備、日付が変わるまではみんなで何か食べたり飲んだりしながら話をし、0時にピーク。

派手にお祝いするというか、ザ・クリスマスというのは24日だけです。25日は一日中みんな何もしませんでした。ぐったり。

 

 

そんな日本とは異なる初めてのパラグアイでのクリスマスを迎えたわけですが、わけあってホームステイ先でクリスマスを過ごすことができませんでした。

その代わり、パラグアイの首都アスンシオンにある選手の家にお邪魔してクリスマスを過ごさせてもらいました。

現地適応訓練が終わってから何日か過ごさせてもらっただけなのですが、そんな素性も知らない外国人をパラグアイではものすごく大切なクリスマスという行事に誘ってくれる心の温かさに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

通常は自分の家で迎えるクリスマスを特殊な形で迎えたわけですが、結果としてホームステイ先以外にも「家族」ができました。

人の縁にとことん恵まれているなと思います。幸せです。

 

 

訳あって12月22日に急遽連絡を取ってアスンシオンの選手の家に泊まれることになって、23日に選手の家に伺いました。

家に伺う前、選手の家の近くのスーパーマーケットで合流して買い物をしたのですが、クリスマス用の買い物がまさに「爆買い」レベル。ママが「明日のクリスマスの買い物よ~♬」みたいな感じでどんどん品物を入れいていきます。

アサード(焼肉)、チョリソ(巨大ウインナー)、野菜、果物、酒などなど。

青年海外協力隊は通常発展途上国に派遣されるので、パラグアイも貧乏。そんなイメージが派遣される前のぼくにもありました。ですが、首都に限っては日本と同等、中には通常の日本の家庭よりもお金持ちの家庭はおそらくたくさんあるんですね。

 

アサード。パラグアイ名物はクリスマスにも健在!

クリスマスを祝うための大量の食べ物。お米は「野菜」!

パン、アサード、チョリソ、ソパ、マンディオカ。。。

 

そんな感じで、大量のクリスマス用の食料を買って家に帰宅するとたくさんの人がいました。

親族からしたらぼくのことは初めて。それでもわかりやすいように言葉を選んでぼくに話しかけてくれたり、ジョークを言ってぼくを笑わせてくれました。

初めてなはずなのにあったその瞬間から知り合いになったがごとく。それがパラグアイの人柄で、ぼくが好きなところです。

 

 

そして、ご飯を食べながらママから言われた一言。

「どうせだったらクリスマスも過ごしていったら?」

 

 

パラグアイ人にとって大切な行事、クリスマス。

そんな大事な行事にぼくを歓迎してくれる優しさ。本当は言葉もままならない外国人がいない方が気も使わないし楽なはずです。

アスンシオンの家族もそうですが、パラグアイにある「もてなしの文化」は本当に素敵だと思います。日本でも「おもてなし」という言葉が一時期流行りましたが、パラグアイも負けないくらいもてなしの文化が強いです。

もてなさなければならないという義務感はなくて、あくまでも「もてなすことが当たり前」、そんな感じ。

 

クリスマスを一緒に過ごしたママと娘さん。そのほかにもたくさんの人たち。

 

ぼくだったら、できれば知り合い同士で大切な時間を過ごしたいなって思ってしまいます。それは誰かを気にする必要がなくて楽だから。

もてなすよりだったら自分の楽しみを選んでしまいます。

 

 

本当にパラグアイの人たちの心は温かいです。

ぼくにはとてもじゃないですが見ず知らずの人を自分たちにとって大切な行事に誘うことはできません。

迎え入れる、迎え入れることができないっていうのは人それぞれなので問題があるとは思いませんが、パラグアイの人たちのそういう気質に触れると、自分の欲が強いぼく自身に少し恥ずかしさを感じてしまいます。

パラグアイで育った人たちと日本で育ったぼくたちは根本的に考え方が違うのかもしれませんが、本当にパラグアイの人たちのこういう気持ちって素敵だなと思います。

 

 

子供たちも10歳近く違うぼくとたくさん遊んでくれました。

ショッピングに行ったり、手作りジュースを作ったり、彼氏がいるかは不明ですがカップル並みの自撮り写真を連発で撮ったり。。。

夜中まで話したり、ジェンガしたり、お酒飲んだり(一応彼女たち曰く、飲んでいいらしいが真偽は不明)。。。

世代が違うし育った国も違うから彼女たちが何を思っているのかはわかりませんが、こうやって一緒に時間を過ごすことができてとても楽しかったです。

 

40度の酒を投入してジュースを作る妹。

子供たちのために花火の着火係をしました。

自撮り大会①。女の子とこんな写真を撮ったことがないから全く悪いフォームだ(笑)

自撮り大会②。これが恋人だったら最高のショットだったに違いない。。。

 

もっと話せたらもっと楽しいだろうな、と思いました。

最近下降し続けていたスペイン語へのモチベーションも「話したい人」ができたことによって回復しました。

陸上競技の活動のためにぼくはパラグアイに来ましたが、陸上競技以外のことをもっと知りたい。陸上競技以前にもっとパラグアイの人を知りたい。そう思うことができました。

 

活動に活かせるとか、そういう利害関係で人と交流したいとかではなく、もっと単純にパラグアイの友達とかほしいなって。

全然活動に関係なくていいんです。パラグアイ人のルーズな面とか慣れない部分ももちろんあるのですが、それでもなんでも話せるような友達がほしい。

日本ではあんまり感じることがなかった感覚ですが、それくらいきっとパラグアイの人たちはぼくにとって魅力的なのだと思います。

 

 

パラグアイで過ごした初めてのクリスマス。

このクリスマスを通して2人の妹、新しい家族ができました。

「新しい家族、人間関係」という、ぼくにとっては最高のプレゼント。

パラグアイのクリスマスは本当に素敵です。

2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。
趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。

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ABOUTこの記事をかいた人

2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。 趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。