2019/6/3の記録
【混成七種走り高跳び自己ベスト更新🎉】
— 大村康太@プロコーチ (@KotaOhmura) June 2, 2019
150→155
この記録更新はものすごく価値あるもの。2週間後に行われる南米大会の優勝に向けて大きなはずみになった。
ちなみに彼女が跳ぶ前にフラフラしながら手を叩いてる子は160の自己ベスト更新。彼女の練習も見てるからみんな記録更新すると嬉しい🤭 pic.twitter.com/45MjYhuPld
混成競技で2週間後に20歳以下の南米大会に出場する選手が走り高跳びで自己ベストを更新しました。
もともと彼女は走り高跳びが苦手で、それを最後の調整試合で自己ベストを更新できたことは南米大会に向けて大きなプラスになります。去年は145がベストで135とか140をふらふらしていた記憶があるけど、それから10センチも自己ベストを更新したのは立派。
動画の選手もそうですが、この日は寒かったので彼女にとっての今回の試合のテーマは「準備をしっかりする」を設定していました。
数日前から天気予報を見ていてこの日は寒いことを知っていたので、彼女には「この状況ならどんな準備をしないといけないかあらかじめ考えて準備しておきなさい」と伝えていました。
というのはパラグアイはこの時期だと極端に暑い日と冬のように寒い日があるからです。
やはり今回の試合でもいつもどおりだと考えていた他の選手は冬のように寒いのに薄着で試合に臨んでいました。当然これでは試合に向けた準備は不適当。
南米大会でもどのような気象条件で試合をするかわかりません。でも選手たちは気象条件を変えることはできませんが、それに対応できるように準備をすることができます。
試合に向けた準備というのはなにも練習のことだけを指すのではありません。トレーニングだけでなく、
- 服
- 靴
- 試合時間を知る
- 気象条件を調べる
- 試合に出場する選手のデータを調べる
こんなことも準備に含まれます。
事前に調べておくことで試合前に頭の中でより現実に近いシュミレーションをすることができます。何かアクシデントが起きても事前にシュミレーションしておけばパニックになっていいパフォーマンスを発揮できないということもありません。
彼女にとっては今回の南米大会は優勝を狙っている大会なので、だからこそ大切な試合前に予行練習的に「準備」をしっかりとしてもらいました。
試合当日に「私風邪引いちゃった〜」とかってティッシュで鼻を押さえてる写真が送られてきたけど、
— 大村康太@プロコーチ (@KotaOhmura) June 2, 2019
鼻かみポーズで自撮りするのすごいし、そもそもそういうことする元気あるしと思って、
「ティッシュ鼻に突っ込んで試合出ろ🤣」
ってメッセージ送っといた。
陽気というか暇というか何なの(笑)
まぁ、風邪ひいてたみたいなんですけど(笑)
それでも南米大会前に風邪をひいたということは南米大会では風がぶり返して長引かない限りは万全な状態だね!とプラスに捉えるように話をしました。
以前の南米大会選考試合とその前の練習ではかなり選手は精神的に参っていたというか緊張していましたが、南米大会に近づくにつれてカウンターパートの選手に対する関わり方も少し柔らかくなって選手ものびのび競技をすることができているように感じます。
2週間後にどのような結果になるかわかりませんが、個人的には勝つことができるんじゃないかなと思っています。楽しみです。

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