南米大会女子100m、決勝進出ならずも自己ベスト更新

2019/5/25の記録

 

 

ぼくが指導している女子100mの選手が南米大会に出場しました。

記録は12秒14(-0.1)ということで決勝進出はなりませんでした。全体順位は9位だったのであと少しと考えればよくがんばったのかなと思います。

南米大会までの試合でも試合ごとに自己ベストを更新し、さらに先日行われたグランプリ大会では追い風参考ながらパラグアイ女子初の11秒台で走っていたので、ギリギリ決勝進出なるかなと思っていましたが、やはり南米の壁は厚いですね…

 

 

 

 

前日練習ではかなり状態はよさそうだと感じていましたが、公認記録での11秒台はなりませんでした。

実際大舞台で自己ベストを更新したのですばらしいことですが、彼女自身は走り終わってから残念がっていました。残念がっていた=決勝進出が彼女の目指していたところなのでしょう。

 

 

 

その後彼女から話を聞くと、よくわかりませんがアップがほぼ全くできなかったとのこと。

招集場所でチェックを受けたときに「チェックを受けたら座って待っててください、あちこち行って身体を動かさないでください」みたいなことを係員から言われたとのこと。実際ほかの選手は周りでウォーミングアップをしていたらしいけど、選手はその言葉を真に受けて体を動かさず座って待っていたとのこと。

どこまで本当かわかりませんが、正直考えられないですね。
引率していた指導者は一体何をしていたんでしょう、って感じです。

本当に、こういう大切な試合の時くらい選手を無視して携帯をいじってないで仕事を全うしてほしいものです。これでは何のために引率しているのか意味がわかりません。

だからパラグアイ陸上はいつまでたっても同じ南米地域でダントツの最下位争いをしてるんでしょ、と思ってしまいました。申し訳ないですけど。

 

 

 

そしてウォーミングアップ不足も影響してか、レースで右は無ストリングスに違和感を感じたということで200mは棄権することになってしまいました。

これは試合前ぼくがいなかったときに彼女のコーチがチューブを使った牽引走をさせたことが原因。あれほどやらせない方がいいと言ったのに「神経に刺激を与えるのが重要だ」の一点張りで聞かなかったからこうなる。理想と現実の間で最善を尽くすのが試合前なのに選手の状態を無視して理想ばかり追いかけるとこういう結果になるのは目に見えています。

南米大会までのプロセスはかなりうまくいっていたものの、最後の最後にこうなってしまったのはぼくも残念だし、彼女はもっと残念だったと思います。

 

 

終わってしまったことは仕方がありません。

個人的にはまずは体を回復させることが優先だと思いますが、彼女がボリビアの高地で記録に挑戦したいというのでその意思を尊重します。

本当は止めるのもコーチの役割なのでしょうが、失敗を経験して覚える大切なこともあります。このような状態ではたぶん記録は出ないと思いますが、次に出場予定のボリビアの高地での大会に向けて調整していきます。

 

2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。
趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。

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2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。 趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。