具体的には約1.2m程度の軽い棒を使って円盤投げやハンマー投げのターンの練習を始めました。今まではその棒を使うことなく、ウォーミングアップ後にいきなりすぐ投げるスタイルでしたが、基礎の重要性をさらに理解したことで練習プロセスが増し、具体的になりました。
— 大村康太@パラグアイ🇵🇾 (@KotaOhmura) 2018年12月5日
学んだことをアウトプットして初めて学びに意味があります。
知識は使わなければ意味がありません。
カウンターパートが出張でアルゼンチンとコロンビアに行ってきたのですが、そこでいろいろ学んできたようです。
今まではシーズン中もほとんど変化のないトレーニングばかりで「あぁ、もったいないな」と思っていたのですが、鍛錬期に入って、自分が学んだことを取り入れるようになりました。
まだ短距離のトレーニングに関しては不安が残りますが、投てきの練習に関しては大きな変化がありました。
選手に聞いても「これは今までやったことがない」と言っていたので、確かに取り入れたトレーニングは初めてのものだと思われます。
そして、カウンターパートが直接学んだことだから、指導も具体的になりました。
まだ選手が理解しきれていないうちに「やれ」という場面もありますが、選手も「やる」ことは大切ですからね。
ここのバランスのとり方が改善されてくれば、選手はかなりいい練習ができるのではないかと思います。
パラグアイの夏休みは約3ヶ月ほどあります。
その3ヶ月はシーズン中よりも多くの時間を陸上競技に費やすことができます。
その全てを陸上競技の練習に使うのもそれはそれで問題ですが、増えた時間の中でとにかく「実験」を増やしてほしいです。
それがぼくの願い。
思いついたことをいきなり否定するのではなく、何らかの工場の可能性があったらまずはやってみる。
こうできれば、それだけでカウンターパートが指摘している「練習のバリエーションの少なさ」という問題は解消されるはずです。

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