現地人はぼくたちを「中国人」と呼ぶけど、その意味は違うと思う。

パラグアイに来て約50日。

パラグアイでもぼくたち日本人は「チノ(中国人)」と呼ばれることが多々あります。

きっとほかの国でも青年海外協力隊の隊員は一度は「チノ!」と言われたことがあると思います。

 

 

本当はぼくたちは日本人。

だけど海外の人にとってはぼくたちは「チノ」。

そう呼ばれるのってごく自然なことだと思うんです。

 

1.パラグアイ人にとって「日本人」「中国人」「韓国人」は一緒

南米パラグアイは日本の裏にあります。

日本からパラグアイまで飛行機で約35時間。ものすごく遠い。

 

 

遠くの国になるほど馴染みが少ないっていうのは当然のことかなって思うんです。

確かにパラグアイの首都では日本祭りがあったので日本の知名度もある状態。

だけどそれは首都の話で、やっぱり田舎になればなるほど情報を得ることが難しい。

首都はお金持ちの人が結構います。日本人が想像している以上にお金持ちの家庭ってあります。

一方で首都から離れた田舎になると家の造りも生活スタイルも違う。お金は首都とは比べ物にならないくらいありません。

首都と地方だと同じ国なのにいろいろなことでものすごい格差が生じているんです。

 

地方にも元気な子供はたくさんいるが、やはり格差は大きい。

 

そういう格差があるからこそ地方だと日本に関する情報って少ない。

日本に関する情報が少ないということは、田舎の人にとっては日本なんてアジアの一部で「あぁ、そういう国もあったっけか?」という状態。

中国も韓国も日本もアジアの一部の国という程度だから、彼らがぼくたちを「チノ」と呼ぶのは仕方がないことだと思うんです。

 

 

子供はよく「チノ!」と言ってきます。

けどぼくは全然気分が悪くならないんです。

 

 

子供の頃を思い出すと、おそらくぼくも同じようなことをやっていたと思います。

日本のショッピングモールには日本人がたくさんいる。その中で肌の黒い人や白い人がいる。だけど子供の頃のぼくはその人たちが一体何者かがわからない。

子供の頃に知っていた数少ない国の中で中国でも韓国でもない国といえばやっぱりアメリカでした。

だから外国人=アメリカ人。外国人を見ては「アメリカ人」と思っていました。

 

 

パラグアイの子供たちも同じだと思うんです。

初めて見る外国人。だけどアジアは知っている。アジアで一番大きな国は中国。

あ、中国人だ!!!

チナ!チナ!

田舎にいる外国人なんてなおさら珍しい。だからそう呼ばれるのって自然かなと。

 

 

しかもパラグアイで流通している多くの商品は中国製。

「TOKYO」というメーカーも電化製品で存在しているのですが、それすらも中国製です(笑)

彼らの「アジア」は「中国」。だからぼくたちも「中国人」と呼ばれる。なんの違和感もありません。

 

 

だから「チナ」「チナ」って呼ばれて腹を立てたことはありません。

自然なことなのだから。

「チナ!」って言われたら「ハポーーーーーーン!(日本!)」と笑って言い返せばいいじゃないですか(笑)

ただ、彼らは本当にわからないだけなのだから。

呼びやすいのかもしれませんね、「チナ」って(笑)

 

2.「チナ」と呼ばれたことをチャンスと捉える。

残念ながら派遣前訓練で語学を集中的に勉強したとしても、現地に行ったら何も話せません。

やっぱり勉強で習う言葉と実際って違うから。

スピードも違うし、習った単語はその国では使われないとか、使われる文法も違うとか。全然違います。

聞き取りもままならないし、自分が伝えたいこともうまく伝えられない。だから自分からコミュニケーションをとろうとすることって意外と難しいんです。

 

 

そんな中、相手から「チナ」「コレア」なんて呼ばれたらむしろラッキーぐらいに思ったらいいんじゃないかなって思うんです。

「日本!」っていうくらいは訂正できるはず。

そう呼ばれて無視するのではなく、自分からその状況をチャンスだと思って日本人だということを話せばコミュニケーションのいいきっかけになります。

本当に。ラッキーなんですよ。現地人から声かけてもらえるのって。

 

いつもくっついてくる女の子。

 

ぼくも「チナ」「コレア」と呼ばれたことがたくさんありますが、その度に笑顔で「にっぽーーーーーーーん!!!!」って返してます(笑)

笑って話せば子供達とコミュニケーションが取りやすいだろうということは想像できるから。

笑顔は人を柔らかくします。

毎日人と話すときは自然と笑顔だし、だからぼくはパラグアイに来てから猛烈に現地の人から声をかけてもらっています(笑)

小学校では自由なんて皆無っていうくらい子供たちに捕まるし(笑)、おじさんレベル、おじいさんレベルからも話しかけられています(笑)

 

 

相手から餌を撒いてもらってる状況なんです。

せっかくだから食いつきましょう!

 

3.ものは捉え方次第。その言葉一つが大きなキッカケになりうる。

ぼくは「チナ」「コレア」と呼ばれることになんの抵抗もありません。

彼らにとって「チナ」「コレア」というのは「外国人」を意味しているだけだから。

「あ!外国人だ!」って言ってるだけなのだから。

 

彼らの言う「チナ」は「外国人」という意味。そんなときは笑って「日本だよ~」と言ってあげる。

 

自分の国籍を間違われたというところに焦点を置くのではなく、「呼ばれた!チャーンス!」という感じで前向きに捉えることができれば、よりたくさんの人とコミュニケーションをとることが可能だと思います。

誰だって間違えるし、ぼくらだってヨーロッパの人がヨーロッパの国のどこかなんて完璧に言い当てることは不可能です。

お互い様ですよ、間違えるのなんて。

 

 

「チナ」とかって言われて「いや、違うし」ってそっぽを向くのではなく、そんな小さな言葉でさえも何かのキッカケになるということを考えることは大切。

青年海外協力隊は、全く文化の異なった地で生活をしています。

生活です。旅行ではありません。

小さなコミュニティに赴任した人ならその地域の人全員が家族のようになることだって考えられます。2年間という長い期間共に生活する家族です。

 

 

長期間生活していくのだから、あらゆるところに転がっている宝物(きっかけ)を大切にしませんか?

 

 

あわせて読みたい!

*青年海外協力隊としてグアテマラで活動しているオチョさん@diadecanicula )も同じテーマを取り上げています。

 

チーノといわれて腹立つのは日本人の中国人に対するイメージも原因では」というのは本当にその通りだと思います。中国人からものすごく嫌な思いをさせられた経験があるならしょうがないですが、そうでなければそのイメージはただの偏見でしかありません。

 

グアテマラからみた、中南米ラテンアメリカで日本人旅行者が遭遇するチーノ問題のこと

 

いいね!してくれたら超嬉しいです\(^o^)/!

Facebookページにいいね!お願いしますヽ(´▽`)/

大村
いいね!押してもらえるとめっちゃ嬉しい!
更新情報お届けしまっせ~

LINE@始めました!

大村
・日々の悩み事
・人生相談
などなど、大村流でトーク!!!

友達追加は↓のボタンをポチッとな♪
※個別にやりとりしたい人は、TwitterかFacebookページからメッセージお願いします。

友だち追加

コメントを残す