帰国後に文化として残る活動になるか分からないからこそ、「今」に集中する

2019/3/10の記録

 

パラグアイの第2の都市でシーズン3試合目の試合が行われました。ぼくはその大会には行きませんでしたが、同じ陸上隊員が活動している選手たちもまずまずの記録でシーズンインができたようです。

パラグアイには首都と第2の都市に陸上競技場がありますが、田舎の選手は本当に大切なときにしか都市に上がって試合に出ることができません。日本人の感覚からすると遠距離バスの費用は捻出できるのではないかと思うのですが、田舎の選手たちはお金がないと言います。実際、選手の親が主に稼いでいるので経済状況はわかりませんが、ともかく田舎の選手は都市部の選手と比べて試合回数が少ないのです。

そのような意味で、今回の第2の都市で行われた試合にはその都市の近辺の田舎の選手たちが参加する試合となりました。

 

 

ボランティアが関わっている選手たちがしっかりと結果を出すのは本当にすばらしいことです。ですが、これがボランティアが帰国したあとも継続できるかは別問題です。

継続して結果が残せるという能力は「指導者の再現力」です。才能のある選手は勝手に強くなっていきますが、各指導者は何人もの選手を抱えています。そしてレベルもさまざまです。このような選手たちをいつでも強くできる、というのが指導者の再現力です。

ぼくの活動になりますが、目的は選手の育成の他に指導者の育成、ぼくの場合だとカウンターパートの指導力強化です。なので実際のところは選手の記録向上がカウンターパートの指導がうまくなったことが理由であればいいわけです。カウンターパートの指導力が向上すれば指導の再現力も向上するので、安定して選手を育てることができます。でも、それが上手くできたかどうかはぼくがボランティアを終えて彼らが自分たちで指導現場を回すようになってからでないと判断できません。つまり、今結果が出ていることと本来の目的が達成されるかはまだわからないということです。もちろん、ぼくは本来の目的が達成されるように活動をしていますが。

 

 

今まで活動をする中で、活動についていろいろ考えてきました。自分が行ったことが文化として残るようでないと意味がないとか、ボランティアがいろいろやったら意味がないとか。

でも、一つ言えることは

今一生懸命やることが大切

ということです。未来が変わるということは今現在変化があるということ。逆に今何も変わらなければ当然未来は変わりません。もちろんボランティアは自助努力の促進という目的がありますが、あくまでもそれは目的に過ぎません。結局、目的を達成するにはそこまでのプロセスに全力を尽くすしかないのです。プロセスで成し遂げたこと、変化が本来の目的を達成させるのです。

 

 

なので、今ぼくがやっていることが100%正しいかはわかりません。でも100%で取り組むことで「今」に集中しています。「今」しか未来を変える手段がないからです。そして未来は誰にもわからないからです。

そして今に集中して変化を起こすことが未来や本来の目的に繋がっていることを信じています。

 

2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。
趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。

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2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。 趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。