自由な解釈と伝え方によるモチベーションを上げる指導

2019/3/8の記録

 

 

ときどきカウンターパートから写真とか動画だけが送られてくるときがあります。それだけ送られてきても正直困りますけどね(笑)

今回は動画が送られてきたので、最近の練習状況や選手の雰囲気などを総合したコメントを返しました。

 

 

ツイートには最後に「ぼくは本当にポジティブにしか話をしない」と書いていますが、ポジティブなことしか言わないわけではありません。ポジティブに「しか」なので、ネガティブなことでもポジティブに話すこともあります。

  • 伝え方
  • 物事の捉え方

これが大切だと思います。

例えば送られてきた動画がネガティブな内容であっても、最後にポジティブな締めくくりをすれば印象はポジティブになりますよね。一例を示します。

 

 

「①(動画内の)この選手は走っている時のひざ下の振り出しが大きいね。②でもこれはちょっとずつよくなってる気がするよ!普段の基礎練習もうまくできるようになってるし、もう少しでコツをつかめる気がするな。あと少しで動作が改善されるかな!③そしたら減速が小さくなって記録もよくなると思うよ!」

 

 

  1. 問題の提示
  2. 現状、改善傾向である
  3. 改善後のメリット(ポジティブ)

例のようにメリットまで伝えることができたら選手も指導者も目指すべきところがはっきりするから根気良く続けることができます。ここでは「記録がよくなるよ」と伝えていますが、陸上競技の目的は記録向上ですからね。誰でもがんばりますよね、指導者にもう少しで速くなれるぞって言われたら。

でも、これが例えば1の問題提示しかしなかったら、情報を受け取る選手側はネガティブで終わってしまいます。「ダメだ」と言われるだけでは現状は変わりませんよね?そして「ダメだ」というネガティブな言葉ばかりだと選手もいい気分はしません。何より、ダメだと言われ続けることで本当はダメではないのに本当にダメな選手になってしまいます。

 

 

指導者に限らずですが、

  • ある情報をどう捉えるか

というのは本当に大切な能力だと思います。解釈は個人の自由ですから。個人の解釈が自由ということはいろいろな表現ができるということでもあります。いろいろな表現ができるなら、わざわざネガティブな表現ばかりを使う意味はありません。むしろマイナスになります。

パラグアイでは指導者が「メンタルが問題だ」と選手の問題点を指摘していますが、その一要因が「ネガティブな表現だけで具体的な説明や改善後のメリットを伝えることができないから」だと思っています。つまり、選手のメンタルに問題があるのは同時に指導者の責任でもある、ということです。ダメだと言われ続けたり怒られ続けたりして、誰がやる気満々で練習できるでしょうか。そういうことです。言葉によって選手のモチベーションは変わります。

言葉の影響力は大きいのです。

 

 

だからぼくは

  • ポジティブな解釈をする
  • 改善後のメリットを話す
  • 会話をポジティブに終わらせる

ことを心がけています。

 

2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。
趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。

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2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。 趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。