【16歳女の子のパラグアイトップ選手(100m12秒33)】
スタブロを押すときに完全に背中がクッションになってるから、地面から受ける反力による「突き抜ける感じ」がない。
これが直るだけで、加速局面がめちゃくちゃよくなると思うんだけど。高地での試合が残り3ヶ月後にあるから絶対改善できる。 pic.twitter.com/jSW1CM4yM5
— 大村康太@パラグアイ🇵🇾 (@KotaOhmura) 2019年1月18日
16歳にしてパラグアイのトップレベルの選手のスタート練習です。
この動画ではかなり改善されていますが、以前はスタートをする時の姿勢が生まれたての子鹿のようでした(笑)
別に小鹿でもなんでも速く走れればなんでもいいのですが、それにしてもこの選手だけではないんですよね。
この子鹿スタートから、
パラグアイの指導者はスタート技術まで観察できていない
ということが考えられます。
パラグアイのトップ選手もそうでない選手も、スタート技術に関しては同レベル。
筋力の差やスタートに100%の力を使う方法を用いている選手はスタートこそ速いものの、後半になると減速が激しくなるのが問題です。
動画のスタートはまだなめらかではありません。
考えながらなので、まだ動きにつながりがないんですよね。
一回の練習で改善できるほど簡単ではありませんが、考え方によってはすぐに改善できる技術です。
技術を複雑に考えるとどんどん難しくなってしまうので、こういう技術練習はいかにシンプルに考えるかが重要です。
2022年にはここパラグアイのアスンシオンで大きな南米大会が開催されるので、彼女も近場だとここを目標に頑張ってほしいです。

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