2019/9/8の記録
今日は2年間のパラグアイ生活で1番緊張した日だった。
— 大村康太@プロコーチ (@KotaOhmura) September 8, 2019
考えて考えて、それをカウンターパートに伝えるというのはぼくにとってはなかなかハードルが高い。実際は簡単なのかもしれないけどぼくにとっては、ね。
帰国間近。
やり残しのないようにいろいろ準備をしようと思う。
試合終了後、カウンターパートと日本食レストランでご飯を食べました。帰国前に一度お世話になったお礼として日本食を食べてほしかったんですよね。
そしてそこでカウンターパートに大切なことを話そうと前々から決めていました。それは
期間限定でパラグアイに戻ってくる
ということ。
さすがに緊張しましたね。カウンターパートはぼくがアスンシオンに来てからの1年間の陸上競技の変化を理解しているし、実際彼の選手たちも強くなっています。でも、こういう結果があるのと再び受け入れてもらえるかは別の話。だから緊張しました。
話をすると快く受け入れてもらえました。というか驚いていました。
なぜならそういうことを一切これまで話してこなかったからです。
ぼくは結構無口なんですよね。だから特別世間話をすることもありません。いや、あるけど、世間話をされたら話す程度。基本練習をずっと見ているしそれに集中しているから話さないことがぼくにとっての当たり前なんです。
ぼくは結構無口というか、あまり必要以上に喋らないような性格だから、カウンターパート的にはぼくが考えていることを話してくれてうれしかったんだと思う。
— 大村康太@プロコーチ (@KotaOhmura) September 11, 2019
任地変更で今のカウンターパートに拾ってもらって本当に感謝しきれない。ボランティアという立場だけど本当にいい経験をさせてもらってる。
だからカウンターパートはぼくが何を考えているか理解するのが難しかったようです。ぼくはいわゆる「何考えてるか分からないやつ」だったのです(笑)
このことを話したあと、ぼくが戻ってきたらこれをやろうとかあれをやろうとかいろいろ話が盛り上がりましたが、正直何もされないと思います(笑)
これがパラグアイの習慣だと理解しているからです。
でも絶対に外せないことはしっかり伝えました。それは
選手2名を世界ジュニアに出場させるサポートをする
ということです。これは絶対に行います。
というかこれが仕事をする上で1番やりやすい。なぜなら、システム的なこと、ややこしいことは基本やりたがらないパラグアイですが、世界大会という目標は輝かしく見えるし実現可能性が高いとカウンターパートも理解しているからです。
そして世界大会出場という目標を達成するために必要なのは指導です。複雑ではありません。ただ同じように取り組めばいいだけです。
もちろん世界を目指す上で工夫しなければならないことはあると思いますが達成できると思うですよね。
選手たちも若いうちから世界を経験したほうが絶対にいい。
自分の現在地、レベルの基準が上がるからです。
いつまでも低いレベルでやっていたらそこに慣れてしまいますが、一度でも世界を経験すると基準は世界になります。ここで戦うんだというモチベーションにもつながります。
こちらに戻ってきて仕事をする期間は半年程度を考えています。世界ジュニア直前直後くらいまでですかね。

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