2019/3/27の記録
【アルゼンチンでのグランプリ大会に向けて】
— 大村康太@パラグアイ🇵🇾 (@KotaOhmura) March 27, 2019
1つ感覚を修正させたら走りがかなりよくなった。3日前の大会は予想通りの結果と課題が見つかった、というか彼女に課題を探させたからアルゼンチンの試合は気象条件次第でいい記録が出るんじゃないかなと思ってる。
楽しみだ。めっちゃ楽しみ。 pic.twitter.com/41vaVjgNKx
先日行われた試合では12秒31(-0.1)で走ったパラグアイ記録保持者。数日後にアルゼンチンで試合があるのでスタート局面の技術確認を行いました。
先日の試合では初戦ということもあって彼女自身も動きが硬い感覚があったようです。ぼくとしてはとてもいい走りをしたと思いましたが、彼女はやはり自身のもつパラグアイ記録を更新したかったようです。
試合後はしっかり彼女自身が課題を探し、アルゼンチンの大会までに課題を修正することに集中できました。
彼女はスタートで少し遅れてしまうのが課題だと考えました。それをぼくと一緒になってどのような感覚で走ったら自分が理想とする動きや感覚を得られるかということを考えました。また、Twitterのビデオのように走りの度に撮影して主観と客観をすり合わせる作業を行いました。技術的には最初で出遅れてしまう時は体の力が入ってしまってONとOFFがなくなってしまっていたので、自然な呼吸でリズムと接地の音を感じるような走りを目指しました。結果としてスタート数歩で起こっていた膝の極度な屈曲からの挟み込みの遅れを修正することができました。全体としてみたらスタートの最初から足の切り替えがうまくタイミングよく行われてスパっときまるようになりました。数日で劇的に記録が向上するような技術の向上や体力の向上というのはありえませんが、
動きが硬かった→リラックスする局面が生まれて挟み込みが力強く、タイミングもよくなった
この変化は試合当日の走りのイメージに絶対にプラスにつながるはずです。
3/29,30,31にアルゼンチンで大会があってパラグアイ記録保持者が100mに出場するんだけど、最近になって「幅跳びも出たい」とか急に言い出したから助走2本だけ適当にやらせて準備完了。
— 大村康太@パラグアイ🇵🇾 (@KotaOhmura) March 27, 2019
12秒3で走るからどんだけ下手でも5m60くらいは跳べるかな。
というか出たいと言ってたけど出れるのだろうか(笑) pic.twitter.com/MNDV2I23cN
100mの記録を出したいと言っていたのに急に幅跳びにも出てみたいというので、とりあえず助走練習もさせました。出場するかどうかはわかりませんが後期心旺盛なのはいいことだと思いますし、ぼくも「これじゃないとダメだ」と思いながら競技をしてほしくないのでいろいろなことに取り組んでもらっています。
鍛錬期の練習の成果が初戦で出ているのでこの調子でアルゼンチンの大会もうまく走れると思います。彼女にとってまだシーズンは始まったばかりで記録を出したいという気持ちも強いと思いますが、あくまでも前半シーズン最大のターゲットは12秒切り&南米大会出場。南米大会の標準記録を突破するチャンスである5月上旬の試合、そして5月末の南米大会。最大目標まであと2ヶ月あるので、ここでメンタルとフィジカルを消耗しないようにやるべきことを淡々とこなしていきます。

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