青年海外協力隊は、活動計画より「何をやるか」を決めることが大切。実現可能性に着目せよ!

青年海外協力隊として任地に派遣される前に、おそらく活動計画を立てると思います。

活動計画を立てると、これからの2年間がとても楽しみになりますよね?私はこれを成し遂げるぞ!、なんて意気込みも持つことでしょう。書けば書くほど2年間の道筋が見えてきてワクワクしてきます。

ただ、ぼくは活動計画を立てることより大切なことがあると思います。

それは、任地で「何をやるか」を決めることです。

 

1.活動計画を具体的に立てていく落とし穴

活動計画は具体的に書けば書くほど2年間の道筋が見えて、自分がなにをやるべきなのかが見えるような気がします。だから、一見すごくしっかり先を見据えてるなって気がしますが、ぼくはそう思いません。

 

イケハヤさん登場。

イケダハヤトさんのツイートから青年海外協力隊のことを考えると、

  1. 大きな絵を描く⇒「活動計画」
  2. 今できることをさっさとやって、自他のニーズを小さく満たす⇒「今やること」

になります。ぼくは今やることを決める方が大切だと思っているので、イケハヤさんと同じく2を支持しています。

 

そうなんです。いきなり活動計画をバンッって立ててもそもそも中途半端なんですよね。

そもそも青年海外協力隊の派遣前は現地のことなんて何もわからないわけです。現地の人が何を必要としているのかもわからないし、要請内容だって派遣されたら全く違っていたなんて可能性もあるわけです。

派遣前から活動計画を具体的に立てても、結局は現地のことがわからないから一見具体的に見える活動計画も中身は空に等しいんです。

 

さらに「ほんとうにその絵図は、実現したい世界を表しているのか?」から考えても、派遣前から現地で必要とされていることをいかにも分かった気になって活動計画を立てることは危険です。

だいたい実現したい世界を決めるのは現地の人ですよね?

ぼくたちボランティアはそれをサポートする、現地の人が自分たちの力で実現できるようにしていくことが求められているはずです。ぼくたちが何も知らないうちから実現したい世界を考えまくってもやりすぎればそれは現地の意向を無視して、必要のない文化を植え付けるようなものです。侵略行為。

活動計画ばかりが先行してしまうと、結局は現地のニーズとズレる可能性が大いにあります。綿密に計画したものであればあるほど、それができないとわかった時の対応も難しくなります。

何も現地のことに対して知らなければむやみにあれこれ活動計画を立てないほうがいいのではないでしょうか?

協力隊の強みは「草の根レベル」で現地人と一緒に活動できる点です。そのメリットを生かすことで、現地で本当に必要としていることが見えてくるはずです。

現地の人と過ごして何が必要か、現地のニーズを把握して初めて活動計画を立てても遅くはないのではないでしょうか?

 

2.なぜ「何をやるか」を決めることが大切なのか?

結局、派遣前から活動計画を綿密に立てたとしても、それは本当に必要なものではない可能性があるわけです。なので、ぼくたちができることって、「ぼくたちが今できること、何をやるか」を考えることなんです。

 

活動計画と今できること、何をやるかの大きな違いは、実現可能性だと思っています。

活動計画っていくら完璧に仕上げたとしても未来のことなんてわからないんです。5年前にイギリスで一発稼ぐためにいろいろ計画を立てていた人はイギリスがEUから離脱することを予測できたでしょうか?活動計画に書いてありましたか?こうなると、完璧に仕上げた活動計画であっても実現可能性は極めて低くなるわけです。

対して「今できること、何をやるか」を決めること。これは本当にハードルが低いですよね。例えば、「現地の人と交流しないと現地のニーズがわからないから、まずは現地の人と仲良くなる必要がある」と考えているとします。であれば、今できることって「現地の人と挨拶をする」、「話しかけまくる」、「一緒にご飯を食べる」などなど、実現可能性が高いものがたくさん挙げられるはずです。

挨拶するのって難しいですか?一緒にご飯を食べるとかめちゃくちゃイージーじゃないですか?笑

 

結局、「現地の人と交流しないと現地のニーズがわからないから、まずは現地の人と仲良くなる必要がある」だけで計画が終わってしまっていたら自分が何をするべきか見えないわけです。やるべきことが見えなければどんどん実現可能性なんて低くなっていく一方です。

逆に、「現地の人と挨拶をする」、「話しかけまくる」、「一緒にご飯を食べる」なんて簡単なことを全部できたら、自動的に現地の人と仲良くなれそうな気がしませんか?実現可能性が高いものを確実に達成していくことで「仲良くなる」に勝手につながるわけです。

おそらく「現地の人と仲良くなる」ということは協力隊の人は誰もが考えていることだと思います。なら、現地の人と仲良くなるために、「何をやるか」、つまり「一緒にご飯を食べる」とか「挨拶する」などなど、そういう小さいけど具体的にできそうなことをたくさん考えてストックすれば、それこそ活動がスムーズに行くと思いませんか?

 

綿密な活動計画はイギリスの例からもわかるように、極めて実現可能性が低いです。

だからこそ、実現可能性が高い「今できること」を考えてそれを確実に達成する。達成したことが組み合わさって自分がどうしたいかということにつなげていく。小さなことをつなげていけばニーズとのズレも生じにくいはずです。

だから「何をやるか」を考えることが大切なんです!

 

3.活動計画は無意味なのか?

ここまで散々活動計画を立てることをある程度否定してきましたが、活動計画は無意味ではありません。

ぼくはあくまでも「何も知らない状態での綿密な活動計画」は意味がないと言っているだけです。

ある程度何をやりたいか考える、そして現地の人と関わる中で必要だと感じたことを計画することは意味があると思います。

 

ある程度何をやりたいか考えるのは、めちゃくちゃ大雑把に考えればいいと思います。

例えば「現地の人を幸せにする」という計画を立てたとします。大雑把です。だけどこういう大雑把な計画を立てることで、現地で「現地の人は幸せかどうか」というアンテナを張りながら生活できるはずです。そのアンテナを張りながら現地人と交流していけば、現地の人が幸せかどうかわかるし、彼らが考える幸せになるために必要なことがわかれば具体的にやることを計画することができますよね?

そしたらあとは具体的に計画したやることをやっていくだけ。結局は、やっぱり「何をやるか」に行き着くはずです。

だからこそ活動計画は大雑把でいいと思うんですね。

 

まとめ

ぼくが青年海外協力隊を受験するときに、JICAの人から「やる気がありすぎる人は逆に危険」という話を聞きました。

その理由は、完璧な計画を立てようとすればするほど実現可能性が低くなるからなのではないかなと思いました。計画を立てたのに何一つ達成できない状況になったらつまらなくないですか?

完璧な計画を立てるべきではない理由は、どんどん余白がなくなっていくから。

「余白最強論」~ぼくたちはみんな暇なんですよ?

2017.04.18

だからこそ、「何をやるか」という実現可能性の高い自分が出来ることを確実に達成していくことが、協力隊活動では大切なのだと思います。

 

  • 完璧な活動計画を立てようとする
    →実現可能性が低い、現地のニーズとのズレが起こりやすい、できないとやる気をなくす
    ⇒⇒計画は大雑把に
  • 「何をやるか」を決める
    →実現可能性が高い、現地のニーズとのズレが起こりにくい、簡単なことだからモチベーションも保ちやすい
    ⇒⇒着実に前進できる

 

小さなことの積み重ねはやがて大きなことにつながります。

 

一歩ずつ一歩ずつ。

活動計画に時間を割くよりだったら、自分ができる「小さなこと」をたくさん挙げていきましょう!

 

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