初めての自己主張

 

主体性が本当に大切だと思っています。

やらされる練習ではなく、自分で自分の課題を明確にして、その課題を克服するためにはどうしたらいいのかトレーニング方法を考える。どうやるか。何本やるのか。何分休むのか。

そうすることで、自分は何ができていて何ができていないかの確認をすることもできます。

それはひとつひとつの自分の課題に対して取り組んだ運動によって、内観に気づきを得ることができるからです。

 

 

でもそれを今までしてきませんでした。

パラグアイでは指導者は絶対的な存在。

これをやれ、と言われたら「わかった!やる!」という返事しかできないのがパラグアイの選手。

そして、「これをやれ!」としか言えないのがパラグアイの指導者の問題です。

だから、ぼくが指導している選手も同様で、練習の目的や意味を指導者が話してくれないという疑問や不満を抱えつつも、その感情をスルーしてただただトレーニングをしていた。

いや、体を動かしていた、といったほうがいいのかもしれません。目的のない身体運動はただの身体運動ですからね。

 

 

ずっと選手には話してきました。

「このトレーニングはこういう意識をもってやればいいよ」とか「このトレーニングとこのトレーニングはこういう関係性があるから動作的につながりをもてたらいいよね」とか。。

そうずっと伝え続けてきたのはいいけど、それだとなんかぼくが主の指導者みたいになってしまうのは好ましくないと思うんです。やっぱりボランティアだから。

ということも考えて、選手には最近ずっと「疑問があったらカウンターパートに聞きなさい。理解できなかったら聞きなさい。思ってることがあるなら伝えなさい。」と話しています。

与え続けるという一方方向ではなく、やっぱり選手と指導者の双方向のやりとりがないと、記録を向上させるためのいい関係性とか雰囲気とかできないと思っています。

だからずっと伝え続けてきました。

 

 

そしてようやく選手がカウンターパートに自分が思っていることを伝えました。

決して「やってられないわよ!」とかそういう類のものではなく、「私はこう思うんだけどどう?」とか「ここの練習はどうやればいいのかな?」みたいな感じです。

ひとつひとつの練習に対して目的や意味を見出すだけで、自分の課題解決が簡単になります。

 

 

ようやく練習が身体運動ではなく「練習」になってきました。

そして、選手も主体的になってきました。

本当にうれしい変化です。

 

2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。
趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。

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ABOUTこの記事をかいた人

2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。 趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。