死を感じた冷たい朝。普通に歩いていただけなのに、近所の飼い犬に殺されかけた。

朝6時半。

十分朝だ。

パラグアイ人たちも動き始めている時間。

そこでぼくはトレーニングをしに練習場に行こうと外に出た。

 

 

歩いて約3分。

猛烈に大きくて筋肉質な犬に襲われかけた。

 

 

前回噛まれた教訓を生かして、至近距離に近づいてきたら1歩も動かずじっとしている。目も合わせない。

それでも一向に犬は離れようとしない。

ちょっと離れたと思って1歩でも動くと、また興奮気味に走ってきて威嚇してくる。

何度もぼくに触れてくる。

それが何度も続く。

 

 

興奮し気味に体に当たってきては、低く、重く、強烈な破裂音のような怒号がぼくを弱らせる。

 

 

10分は続く。

だけどその10分が強烈に長い。

 

 

震えている。

体が冷えていく。

脈拍が上がっていく。

 

 

死を感じた。

 

 

遠くに目をやるとパラグアイ人が歩いていく。

だけど誰も助けてくれない。

時間が過ぎるのを待つしかない。 それがどんなに長かったことか。

以前噛まれていて、そして今回は明らかに強そうな犬。

 

 

犬を前にしたら、人間なんて存在は本当に無力で弱いんだなと思った。

 

 

強烈に長い10分が終わって解放された。

心身ともに緊張しまくっていたから完全に衰弱した。

ぐったりしている。

 

 

日本と同じ時間帯に歩こうとするだけで、常に命の危険があるということを改めて思い知らされた。

正直、モトチョロ(バイク強盗)よりずっと怖い。

 

 

犬優先社会。 犬だからどんなに自分がじっとしていても何をしてくるかわからない。

本当に殺されるかと思った。

 

 

別に任地サンタロサはまだ大好きというわけでもなければ嫌いというわけでもない。

こんなものかと思っている。

 

 

それでも、

飼い犬なのに放し飼いにして人を襲うような環境を作る、

この犬文化が大嫌いだ。

2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。
趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。

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2017年9月から南米パラグアイで青年海外協力隊の陸上競技隊員として活動中。大学ではスポーツを専攻。日本でコーチング後、パラグアイでナショナルレベルまでの選手の育成強化・競技の普及活動、及び小学校体育教育を行っている。 趣味はカメラとトレーニング。ブログとSNSの更新頻度は多め。