派遣前訓練の「目標管理概論」の講座が納得いかなかったので、ぼくの考えを紹介する

こんにちは!
大村康太(@KotaOhmura)です!

 

青年海外協力隊の派遣前訓練の講座が本格的にスタートしました。これからタメになる?講義が毎日のようにあります。

その中でも序盤、「目標管理概論」という講座があったのですが、それはぼくの中ではちょっと納得いかなかったんです。

言っていることはわかるけど、それって本当に応用きくの?って感じに思ってしまったんですね。すごいひねくれものなわけです、大村は。

 

 

「目標管理概論」の講座は、簡単に言うと「正しい目標設定を具体的に計画することが成功につながる」というようなことが大切だ、ということを学ぶ講座。

ぼくはそこにちょっと疑問を感じてしまったんです。

なので、せっかくのいい機会なので、同じ講座を受けていてもこういう考え方をしている人もいるよ、という考え方をシェアをします。

ぼくの考え方はJICAの考え方を批判しているものではありません。
あくまでも、この講座を聞いた大村の考え、一意見として理解していただければと思います。

 

1.そもそも派遣前から具体的な構想を練ることが必要なのか?

この講座では、自分が任国で活動したいと思うことを事前に具体的に考えることが重要だ、ということをお話されました。

普通に考えたら、事前準備を念入りにやっておくことは重要だと思うんじゃないかなって思います。

実際、グループワークの発表を聞いた感じだと、すごく具体的な行動計画や成し遂げたいことを具体的に書いている方もいました。

事前に具体的に自分のやりたいことを構想しておけば、任地に行ってすぐに活動に取り組めると思う人もいるはず。

だけど、ぼくはそうは思わないんですね。

 

 

だって現地に行かないと現地人のニーズってわからないじゃないですか。

事前に具体的に書いて「私はこれをやるぞ!」ってめちゃくちゃ意気込んでいたとしても、その計画したことって現地の人にとっては全く不必要なことかもしれません。

要請には「~~をしてほしいから要請を出した。活動内容は〇〇だ」なんて書かれていましたが、要請書は協力隊が派遣される1年以上前に出されるものです。

状況は刻一刻と変わっているのに、その変化を無視して自分たちが任国のためにやろうとしていることを具体的に考えることはできないのかなって思います。

実際、ぼくは具体的にやりたいことを書くことができませんでした。グループワークを放棄したわけではなく、どう考えても成し遂げたいことを考えられないのです。現地に派遣されてないし、リアルを知らないから。

 

 

ニーズがわからないのにやりたいことを具体的に考えて、それを任地に行って「これをやりましょう!」って言っても、おそらく現地人に「は?」と思われて終わりだと思っています。

ぼくは活動計画を具体的に考えることよりも、いかに現地の人に溶け込むかが重要だと考えています。

いきなり来た日本人が、「あなたたちはこうこうだからこうした方がいい。だからこれをやりましょう!」って言ってきたら偉そうじゃないですか?それに、いくら生活が悪くても現地の生活をしているのは現地人だし、現地人がいらないと言ったら何もできないはず。

だからこそ、現地のニーズをしっかり把握するためには現地に溶け込むことが大切だと思うんです。

 

 

現地に溶け込むことで何が生まれるかというと、「人脈」です。

人脈ってFacebookとかでとりあえず友達登録するとかそういう軽いものではなく、「互いに信頼関係のある人間関係」を「人脈」と言うと思うんです。

見ず知らずの人だったら断るかも知れない案件を、すごく親しい友人から頼まれたらOKってなりやすいですよね。それと同じで、いくら素晴らしい計画を立てて現地人に提案したとしても、人脈がなければただの紙切れにしかならないと思っています。

さらに人脈を広げることによって、掛け合わせが起きるので新しい可能性も生まれます。そういうクリエイティビティがないからこそ途上国は革命を起こせないでいる。異なる人と人とのつながりが新しい可能性が起爆剤になると思うんですよね、途上国では。

 

 

ぼくが協力隊の募集説明会に参加した時、局長はこんな事を言っていました。

「最初の1年は活動をしなくていい」

どう捉えるかは人それぞれだと思いますが、この1年間っていうのはじっくりと人脈を築き上げていく期間なのかなと思っています。

もちろん、いつからでも活動を始めてもいいと思うし、ぼく自身も比較的早い段階から活動を始めたい。

だけど、その活動以上に最初に現地に溶け込むことを意識して行動したいし、計画通りよりも臨機応変にそこにチャンスがあったらとにかく行動するというスタイルをとりたいです。

 

2.ニーズがわからない状態で立てた計画って「上から目線」のような気がする

ニーズがわからない状態で立てた計画って、下手したらボランティアの勝手な「上から目線」になりえます。

対等な関係で活動することが求められる青年海外協力隊は、「オレはボランティアだ!」みたいな考えを引っさげて派遣されるのはどうなのかなって個人的に思いました。

 

 

お金がなくて貧困層が多いけど、すごく幸せそうな暮らしをしている地区があるとします。

ボランティアは「お金があったほうが豊かになるから」という理由で野菜栽培の仕方を教えました。

そしたら、実際に野菜栽培の技術が身についてお金を多く稼ぐ事ができるようになりました。だけど、以前よりものんびりする時間が無くなって、お金を稼ぐために人生を消耗してしまうことになりました。

お金は手に入るようになったけど幸せな暮らしはどこかへ行ってしまいました。

 

 

いや、こんなことしないよ、って思う人もいるかもしれません。

だけど、現地のニーズを知らずに具体的な計画を立てると、立てた計画だから実行しようとしてしまう。そうすると、いつの間にか独りよがりな活動になるのではないかと思うのです。

 

 

具体的に考えたとしても、それはあくまでも計画。

毎日のように環境は変わるから、具体的な計画を堅実に守って実行しようというのは本当に無理があります。

 

 

あとは、具体的な計画を立てている暇があったら動いたほうがいいと思うのです。

状況は常に変わり続けるなら行動の仕方もそれに沿って変わっていくはず。なら、大きなビジョンが見えるくらいにして、あとはやりたいからとりあえずやってみる、そういう感じで突っ込んでいくことが大切だと思います。

具体的な計画を立てれば立てるほど”やらなければいけない”という気持ちになってしまう。それこそ計画通りにいかなければ「活動がうまくいっていません。」みたいに言う人は多いんじゃないかなっていう予想。

行動しながら考えて、修正しながら走り続けたほうが、意外と自分が求めている「結果」に対するプロセスとしてはいいのかなって思っています。

 

 

100の情報より1の経験。

1の経験は行動することでしか得ることができない。だからこそ、ニーズもわからないことに対して具体的に計画を立てなくてもいいと思うし、ぼくは計画を立てるよりだったらやりたいことをまずは自分ができるようになることが訓練中は大切です。

 

 

3.そもそも、なぜ目標は「大きい」ほうがいいのが前提なのか?

なんで目標が大きい方がいいのかなって思うんですね。

大きな目標の方が成し遂げられることが偉大になるからなのかなぁ。ぼくはちょっとそこには違和感を感じました。

目標を立てるのはどんな時も「大きい」方がいいような空気感を講座の中で感じました。

 

 

現時点の自分のキャパシティを明らかに大幅に超えてしまうんですよ、なんの力もない協力隊候補は。

ぼくは力がないのでキャパを大幅に超えるような目標は立てません。いずれやっていれば達成できるかもしれないけど、そもそも目標を達成させるための活動手法がめちゃくちゃ厳しくなるからモチベーションの維持が大変です。

人って何やってもそこそこできる生き物ですが、やっぱり長期的なモチベーションを維持できないような目標設定の仕方はまずいと思うんです。

 

 

モチベーションを維持するためには、常に行動の成果を出し続けることが大切です。

常に行動の成果を出し続けると、その小さな積み重ねが長期間に渡るのでモチベーションはどんどん上がる、あるいは維持できます。

だけど、何もわからないで書いた具体的な計画だったら、ゴールの道が険しすぎるし、現在位置もわからなくなってしまいます。

う~ん、という感じでね。

 

 

目標は高いほうがいいっていう人いるけど、世の中には素晴らしい気合をその時だけは発揮するけど、時間が経つと気合を入れなければできない状態になる人って多い。ダイエットとか特にそうですよね?それは最高にきついです。

 

 

大きな目標じゃない。

大切なのは小さなことにアクションを起こして、変化を起こし続けることだと思います。

 

4.任国の未来のために実現したいこと⇒「え?」

クエスチョンです(笑)

言ってることはわかるけどね。

 

 

未来のために実現したいことって現地の人が考えること。それをぼくたちボランティアが考えるって違うと思う。

任国の未来は任国が決める。その道に協力するのがボランティアの役目。

だから、壮大な計画を立てたとしても、やっぱり現地のニーズが分からなければ考えようがないのです。

 

 

ぼくたちが先進国の視点を持って任国に行ったら、その時点で対等じゃない。

いきなり異国の国からわけのわからない輩が来るわけですよ、任国としては。意味不明な人がいきなり熱く夢を語ってきたらぼくは嫌ですけどね。

大切なのは、「任国の未来はあくまでも任国の人たちが決める」ということです。

 

5.壮大な夢を持った具体的な計画を遂行し続けたら、きっと現地人は「慣れる」。

JICAには確かこんなことが書かれています。

現地人の自助努力の促進

ボランティアの活動自体が現地人のためになりすぎてしまうと絶対に甘えられると思っています。

慣れてしまうと思うんです、支援されるのに。

 

 

ボランティアが下手に介入すればするほど、現地人は「される側」になってしまいます。対等ではありません。

そして現地人はボランティアが帰ってから、そのされる側の心地よさから脱出することができなくなる。そしたら、結局ボランティアが来ても来なくても同じという状況になりかねない。

 

 

現地の人達のためにあれこれと活動することは、JICAの目的も含めて外れている。

「慣れ」は恐ろしいです。

 

6.青年海外協力隊の強みを考えてみたら、目標管理は今やることじゃないと思う。

だって、訓練が始まってまだ4日しか経っていないんですよ?そんな短い時間で具体的な計画を立てるって無理だと思うんです。そして無理して作った計画ってそれこそ脆い。

青年海外協力隊の強みって「草の根レベルの活動」です。

なぜ、わざわざぼくたち青年海外協力隊ボランティアが任地に派遣されるのでしょうか?それを考えることが計画を立てるより重要です。

 

 

現地のニーズは現地に行ってからしか分からないからこそ、わざわざ今すぐ現地でやりたいことを具体的に書く必要はない。

そして、今すぐやる活動を具体的にリストアップしたら、必ず現地人のニーズとずれる。

 

 

最後に、これは決して愚痴ではありません。

講座を受けたぼくの個人的な感想です。

ほかの方はどう思っているのかなぁ、と思う今日この頃。。。

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