こんにちは!
大村康太(@KotaOhmura)です!
青年海外協力隊の派遣前訓練では自由時間がほとんどありません。一日丸々の休日は日曜日のみ。一日の授業が終わってからの外出できる時間も限られています。
さらに語学訓練が本格的に始まってみんなの生活にも余裕が無くなってきている時期。みんな大変なんです。
そんな中、水曜日は17時から20時まで外出ができるということで、生活班のメンバーが集まっての飲み会が開催されました。
派遣前訓練の生活は辛い?
そんなことはありません。楽しいことはやろうと思えばいくらでも楽しくできます。
ということで、訓練ばかりではなくてオフの一面を紹介します!
名言や覚えたこともあるのでシェアしていきます。
目次
1.飲み会が開催される前までの大村は班員のことをほぼ知らなかった
めちゃくちゃ失礼な話ですが、飲み会が始まるまで全員の顔を覚えていませんでした。
「いやいや、お前終わってんな」と思われる方もいるかもしれませんが、実際生活班といってもみんなでいつもみんなで集まって何かをやるということはほぼないんですね。全体で集まるのなんて週に1回くらい。物覚えの悪い大村はそれだと覚えられない。
さらに言うなら、大村は大人数での活動が大の苦手。
コミュ障あるあるですが、「〇人以上の飲み会は空気になる」が発動しそうでビクビクしていたんですね。

飲み会は2時間。2時間空気になるってめっちゃ辛いんですよ。大学時代の飲み会もめちゃくちゃ断りまくっていた大村にとっては何年ぶりかの大人数の飲み会。ただただ恐れおののいていたわけです。
事前に生活班の班長が気を使ってくれた。

それに対してぼくはこう答えた。

全然余裕じゃなかったんですけどね(笑)
そんな感じで、名前の知らない人ばかり&話したこともない人ばかり&コミュ障&飲み会で空気になりがち男子が意を決して飲み会に参加したのでした。
2.飲み会開始。とりあえず知っている人のところに固まる
別に群れているわけではない。むしろぼくは群れるのが嫌いだ。
まずは知っている人のところでウォーミングアップ。いきなり大村にとってハードルの高い所に行くと空気になるのでそこは気をつけた。
軽く話すその前に、まずはブログ用写真を撮影。大村の軸はブレない。ぼくはブロガーである。
今回飲み会で利用したお店は「元亀」さん。こち亀ではない。
30人くらいまでだったら利用できそうな広さ。素朴な居酒屋で個人的には好きな雰囲気であった。
居酒屋から無料で訓練所まで送迎してくれるサービスもありがたい。

料理も撮る。むしろ最初に料理を撮らなかったら大村というブロガーは失格である。十分注意して撮影した。
軽い揚げ物、デザートの桃、あとはビール、焼酎、日本酒などの飲み放題で2時間2700円とちょうどいい感じ。



こんな感じの美味しいご飯を食べながら班の仲間と話をしました。
やっぱりいつも話しているメンバーだから楽しい。自分のありのままを出せるから気が楽。いちいちあれこれ考えて気を使うのに疲れた人間なので、人に気を使わないで自由に振る舞える環境ってぼくにとってはすごく大切。
そしてそこにプラスしていつもはほとんどお話しないシニアの方ともお話をしました。
シニアの方も普段はすごく静かに見えるのにお酒が入るととても流暢になるんですね。面白くなります。青年よりむしろシニアのみなさんの方が超生き生きしていたように思います。ストレスが溜まっていたのでしょうね(笑)
こんな感じで、最初に固まったところでゆるーくまったりと話をして暇になったらとにかく揚げ物を摂取するという、最強のパターンを確立したのでした。
3.盛り上がってきたところでシニアがぶっ込んできた。そしてぼくは学んだ。
お酒が入ったシニアは強い。
青年なんてくそくらえだ。
お酒が入った彼は皆にこう言っていた。

グイグイ押してくるハンクおじさん。
今回の飲み会で一番盛り上がっていたのは間違いなくハンクおじさんであった。
ハンクおじさんは一生懸命発音の練習を皆にさせていた。





発音と強調を力説していた。ぼくはタジタジになってしまったが、うまく「ヘァァァーーンク!!!」ということができたので合格をいただいた。
バイタリティに満ち溢れている。
シニアは強かった。
おかげさまで、「ハンク」の発音だけが劇的に上手くなった。今学んでいるスペイン語より「ハンク」という方が得意になったと思っている。
正直「ヘァァァーーンク!!!」でも「ハンク」でもどっちでも良かったのだが、これがコミュニケーションを円滑にするためのひとつの手法なのだということを学んだ。
大村には残念ながらネタがない。ハンクなんて呼ばれたことなんてない。大村はいつだって「大村」だった。あだ名なんて存在しなかった。
ネタはどうでもいいですが、場を盛り上げる、自ら楽しもうとする精神。やっぱりシニアの方はすごいなぁと思いましたよね。
こんなに素晴らしいお手本のような方がいらっしゃったというのに、大村は終始タジタジになってしまい、この学びを飲み会で活かすことができなかったのでまだまだですね。
今回、ちょっと性格が固いのかなと思っていたシニアの方が超絶盛り上がってギャップを見せまくっていた姿を見て、これを大村も取り入れることができたらギャップで相手に違う印象を与えられると思いました。
*今回登場したハンクおじさん。ぼくは尊敬していますよ!
4.飲むとあるあるな「恋愛話」と、そこから出た大村の格言
お酒が進むと「恋愛話」をしたがるのは一体なぜなのだろうか?
恋愛話を酒のつまみにするのは至福の時間を過ごす条件なのかもしれない。
まぁ、残念ながらこんな性格のもので今まで彼女がいたことがないので恋愛話に完全についていけない大村ですが、ぼくの周りで発生してしまいましたよ。恋愛話が。
ある人はピュアな恋愛体験を、そしてある人はパンツの話を、そしてある人は。。。
それをただただ聞く大村。

ほぉ、みんなすごいな。
そんなぼくに班員が聞いてきた。

答えた。

そして出た名言。

こうた
ほぼ「みつを」である。大村も人間だもの。
あとはこんなことも聞かれた。

答える。

どんな人がタイプなのかを解説する意味が果たしてあるのかは疑問だが、一応解説。
大村は人を好きになるのに「理由」なんていらないと思っている。優しいから好き、面白いから好き、そういうのは好きだから優しいと感じるし、好きだから面白いと感じるものだと思っている。
好きを理由で固めたくない。理屈云々ではなく、人の本能、直感、フィーリングが「好き」を引き起こす恋の方が素敵だと思う。
仕事をする時もそうだけど、本能で「好き」と思っている状態が幸せを感じるとき。
「よくわからないけど好き」。恋愛にしても仕事にしても何にしても、そういう理屈のない感覚的なものが最強だと思っています。
こんな感じで居酒屋あるある「恋愛話」も体験しました。
ぼくの恋愛観も改めて見直すいいきっかけになったのでよかったです。
ということで、ぼくはいつでも「フリー」です。超自由人。いつでも話しかけに来てください。
5.生活班の飲み会は「生活班」だからこそお互いを知ることが出来るいいきっかけになる。

委員会はだいたい同じような道をたどってきた人。
語学もいつもいる人。
国もいつもいる人。
だけど、生活班は生活班じゃないと集まれないし、全く異なるバックグラウンドの集まりだからこそ価値があると思っています。いろんな人と話ができるから、「生活班」の飲み会は参加してよかったなと思っているし、これから訓練がある人はぜひ「生活班飲み」に参加してほしい。
似たような人と関わることも大切だけど、いろいろな人と関わることのほうが大切だと思っています。
訓練が終えて協力隊の活動が終わったらおそらく生活班の人と会うことはほぼないでしょう。だからこそ、今のうちに自分が関わりたいな、話してみたいなと思う人と積極的に話をするべきです。
飲み会前はあまり乗り気じゃなかった大村ですが、参加してよかったです。
長い訓練の中で息抜きは大事だし、こういう息抜きの時間で気楽に、かつ楽しみながらいろいろな人と話をする時間というのは贅沢です。
ぼく自身も話したことがなかった人と話すことができてよかったです。
ということで、派遣前訓練での生活班飲み会をレポートしました!
