こんにちは!
大村康太(@KotaOhmura)です!
青年海外協力隊の派遣前訓練は週6日が勉強、そして唯一日曜日だけが一日オフがある。
世の国民は週休2日だというのにこれはつらい。週6日も缶詰で同じ空間にいたら病気になる。ストレスが溜まる。マジでヤバイ。
今回も絶賛ひとり旅。やりたいことができたし、美味しいものも食べることができたし、今日は文句なしの一日でした(^-^)
ということで、大村は千畳敷カール一日満喫コースを堪能してきたので紹介します!
ちなみぼくが体験した満喫コースはこちら↓
千畳敷カール
⇒喫茶店「ガロ」
⇒明治亭
⇒駒ヶ根橋の川
⇒こまくさの湯
⇒駒ヶ根ファームス
⇒帰寮
デートでもおすすめだ!
これは協力隊候補は絶対に参考になるから見るべし!
目次
1.千畳敷カールに行くなら朝イチで行くべし
千畳敷カールは有名観光地なので日曜日は激混みする予測が付く。そして、ぼくは事前に地元民から千畳敷情報を入手していた。
よって、大村は訓練所の外出開始時間5時30分に訓練所を自転車で出発した。自転車で直接ロープウェイ乗り場に行くことは禁止なので(というか山を登っていくから体力的に無理)、菅の台バスターミナルに向かった。
約5キロの道のり。大した距離ではない。
6時12分のバスに乗れればかなり余裕を持って観光できると思っていた。
しかし、菅の台バスターミナルに着くとそこにはもう100人以上のバス待ちの行列が!!!
バスは臨時便も出ていたが6時12分に乗ることは不可能だと悟った。
そして結局6時50分くらいのバスに乗ることになった。早く出発したのにバスに乗るのに30分近くも待つ羽目になった。休日のスタートは運が悪かった。
こんな感じで、候補生はバスターミナルに行ったら多少待ち時間があるということを覚えておいてほしい。

その他補足としては、
- 菅の台バスターミナルは自転車であれば駐輪料金無料
- バスの往復+ロープウェイの往復料金3900円
- 帰りに地ビールを飲みたければタクシーを使う
こんな感じだ。
特に駒ヶ根訓練所から4人でタクシーに乗ってロープウェイ乗り場まで行けば個人でバスに乗っていくより割安になる。そして帰りにビールを飲んでまたタクシーに乗って帰ってくる。最高じゃないですか。

菅の台バスターミナルのバス運行情報はこちらでチェックしておこう。
2.しらび平でさらなる待ち時間

だいたい7時くらいにバスがロープウェイ乗り場に向けて出発した。
到着したらすぐにロープウェイに乗れるものだと思っていたら、なんとここでも約30分の待ち時間が発生!
混雑しまくっていたからロープウェイ乗車整理券みたいなものを渡された。
そこらへんで待っていろということだ。なかなか待ち時間が多いのも大変である。
まぁ、こういう待ち時間もデートをするときにはいい時間なのかもしれない。こういう暇な時間に深く愛を語ればいい。
大村は一人で行ったから特に何もやることがなく、ただただ暇な時間を過ごしたのであった。。。
ここでの注意点。
- 菅の台バスターミナルで買ったロープウェイ乗車券を使うので、すぐ出せるように準備しておこう。
人が多いので係員にすぐに券を出せなければ周りからの冷たい視線攻撃を喰らうはずだ。 - ちなみにロープウェイ乗り場にはちゃんとトイレもある。済ませておこう。
ただ、「大」の方はアトラクション並みの行列が出来上がっていた。注意しよう。
ロープウェイに乗って到着したらそんなに混雑している様子はない。
レストランもあるし食料も買えるしトイレもちゃんとある。安心してほしい。
ここで準備を整えていよいよ千畳敷カール遊歩道探検の始まりである。
3.千畳敷カールではただひたすらに山を感じよう

千畳敷カール遊歩道コースは登山ではない。ロープウェイから降りたところの高さを散歩するみたいな感じだ。
さて、ここは思う存分に山を感じてほしい。
若い人、おじさんおばさん、子供。家族、恋人、親子。いろいろな人が来ている。そんな人との会話もまた山のいいところである。
大村も写真を撮るために一眼レフ+三脚の自撮りをしていたら地元の登山者に話しかけてもらうことができた。まぁぼくの場合はかなりレアな写真の取り方だから気になったのかもしれない(笑)
その方から「千畳敷カール」にちなんで「カール」を拝借。
それで撮った写真がこちら。

標高が高いからカールがパンパンである。
それにしてもなぜそこで寝るんだ後ろの方。。。と思ってしまう大村はきっと心が狭い人なんだと思う。
まずはここで写真を撮ってからスタートだ。
スタートしたら冒険の無事を祈っておこう。

初心者は遊歩道を歩く。
間違っても装備もない状態で登山しちゃいけない。禁止だ!

やはり山は雄大である。
思わず圧倒されてしまう。
いつも見ている自然のはずなのに、そこで目にするものはとても清々しく気持ちの良いものである。不思議なものだ。
日頃のストレスを忘れてしまう。自然がスっと自分に入り込んでくるような感覚。訓練所で消耗しまくっていた大村は解放されまくりました。




登山の注意は、とにかくゆっくり移動することだ。
体育会系であっても気合を入れすぎずに疲れたら途中で立ち止まって休憩しよう。

気合の入れすぎ注意!

疲れたら休むべし!
さてさて、歩くとまたまた写真スポットがある。
ここでは思う存分に写真を撮ろう!大村はここで写真を撮りまくっていたらほかの登山客に写真撮ってくれとめちゃくちゃ頼まれた(笑)これも交流の一つ。なかなか面白い体験であった。

ジャンパー大村は今日も跳ぶ。

大村の性格を表す「緩い山ポーズ」

ここでも「カールおじさん」に会ったから「カール」を拝借した。山登り通は楽しみ方を分かっている。

山のポーズではない。「山っぽい」ポーズだ。

駒ヶ根市に向かってジャーンプしたら死ぬので注意。足元に気をつけて跳ぶべし。
こんな感じで自撮り大会は終わった。千畳敷カールは一人で来てもめちゃくちゃ楽しいことがわかった。
一人で来るとほかの登山客とコミュニケーションを取れるのがいい。大村は一眼+三脚のセルフタイマーで自撮りしていたので、ほかの人は物珍しかったのかもしれない。こういうことも話すキッカケになるなら恥ずかしがらずにやったほうがいい。いい思い出になる。
お一人登山は何も恥ずかしいことではない。というか一人で来ている人なんてたくさんいる。
訓練所で消耗している人は一人で山に登ると気持ちが解放されるからおすすめだ。
大村はだいたい8時~10時半くらいまで楽しんだが、やはり標高が高いところだったので少しだけひんやりしていた。
千畳敷カールやそれより上に登山する人は、平地よりも気温が低いということや山の特徴に注意してこちらをチェックして準備を進めよう。山登りに関する注意事項が網羅されている。
※必読⇒山登り How to
最後に注意。
- 大村が山の上から下に降りるときに乗った下山ロープウェイはすぐに乗れた。
だが、遅い時間帯に下山しようと考えている人は、下山ロープウェイ2に乗るのも1時間以上とか普通に待ち時間があるらしい。注意しよう。 - 10時40分頃に下山した頃にはこれからロープウェイに乗って上に行こうとしている人でごった返していた。
だいたいロープウェイで上に行くのに3時間待ちだったようだ。これはきつい。だから朝イチで行けるなら朝イチで行ったほうが絶対にいいのだ。
4.ソースカツ丼と言ったら喫茶店「ガロ」で決まり!
こんばんは。パラグアイいいですね、行ったことないです。駒ヶ根のソースカツ丼なら明治亭、ガロ、いな垣がおすすめです。協力隊OBのカレー屋さんアンシャンテにもぜひ行ってみてください。
— 宮﨑大輔@長野 (@JIBURl) July 14, 2017
青年海外協力隊を志した人ならおそらく誰もが知っているであろう先輩隊員、
JIIBURi.comを運営している宮﨑大輔さん(@JIBURl)にコンタクトを取ってみた。
そしたら、親切なことに無名なぼくにも駒ヶ根のソースカツ丼のおすすめ店を紹介していただいた。
本当にありがとうございます!
ということで、ソースカツ丼を食べるために喫茶店「ガロ」に行ってきた。

ガロは菅の台バスターミナルからめちゃくちゃ近い。
だから、午前中の早い時間に千畳敷カールを制覇して昼の時間にガロに行くのがおすすめ。
大村は菅の台バスターミナルに到着したのがだいたい11時20分。そこから自転車で1分もかからないところにあるガロに行ったのだが、さすが人気店。またもや行列。間違いなく60人くらいは並んでいた。

外で30分くらい待って入店することができた。大村は一人だったので幸いカウンターの人が抜けたところにすぐ入れたのだが、複数で行くとテーブルがあくまで待つ事になるので、もう少し待ち時間が長くなる可能性がある。
一人でカウンターに座るブロガー大村。
周りを見渡すとさすが喫茶店。オシャレな空間である。



悩んだ。
結局、ソースカツだけっていうのももったいないし、前の日曜日に駒ヶ根の和菓子屋さんに行った時にエビがおすすめだというアドバイスをもらったので、「ミックス丼 1490円?(ヒレ2、エビフライ2)」を注文したのだった。
やって来た。

大きい。めちゃくちゃ大きい!
ぼくが食べたいものは全部ここにあったんだ。
見るからに美味しそうである。なんかエビフライなんて天に向かってそびえ立っているではないですか。
さぁ、実食。



うま~~い!
ふざけていない。超うまかった。
1時間待った甲斐があった。
個人的にはソースカツ丼を頼むよりもミックス丼をおすすめしたい。ソースカツ丼はカツが4枚ついてくるが、4枚だとおそらく飽きが来る。美味しいものほど量が多いと飽きが来るからミックス丼を食べてほしい。
大村も「エビフライか~、なんかなぁ~」と思っていた。しかし、いざエビフライを食べると「おれが今まで食らってきたエビフライって一体何だったのか?」と思うくらい身がプリプリ&厚くて感動した。
間違いなくミックス丼だ。これから山登りに行く人は帰りにガロによってミックス丼を食べてほしい。
ちなみにラーメンもあった。560円。食べればよかったと思っている。めちゃくちゃ後悔している。大食いの人はぜひ食べてほしい。
5.駒ヶ根橋の下に流れる川で遊ぼう
喫茶店「ガロ」でおいしいソースカツ丼を食べたあとは自然を満喫しよう。駒ヶ根橋が近くにかかっており、その下をめちゃくちゃ風情のある雄大な川が流れている。


大村はこのあとすぐに温泉に行く予定だったので遊ばなかったが、日曜日だったということもあり、多くの家族連れが水遊びをしていた。
山を降りてきて美味しいご飯を食べて自然を感じる。水の流れも激しいところは激しく、きれいなところはきれい。そして水も澄んでいる。すばらしい。
川で遊ばなくても友達と川沿いに腰を下ろして水の流れる音を感じるホッと一息できる時間があなたを待っている。
6.「こまくさの湯」で至福のひとときを

山に登り、疲れた体に極上のソースカツ丼を食べる。そして自然を満喫する。
そろそろ活動しすぎて疲れてくる頃だ。
そんなときは、ぜひ「こまくさの湯」でリラックスしてほしい。

内湯 大浴場

ジェット風呂

露店風呂
写真引用:信州駒ヶ根高原 早太郎温泉 こまくさの湯
疲れた体、疲れた心で入浴してみてほしい。
大村は風呂で完全に落ちた。
風呂に入ったもののほとんど記憶にない。それくらい疲れた体と心がホッとする温泉である。
登山を終えた人がたくさん来ているが、風呂場が広いので大して気にならない。
入浴し終えたら食堂でビールを飲むことも可能だ。そしていっぱい飲んだら休憩室でまた昼寝。至福のひとときである。
登山を終えたあとの温泉はすべてが解放されるんじゃないかっていうくらい気持ちいい。
地元の人もおすすめしていた「こまくさの湯」。ぜひ行ってほしい。
ちなみに次なる目的地に行く途中、これまたソースカツ丼で有名な「明治亭」立ち寄ってソフトクリームを食べた。
こちらもおすすめである。
ソフトクリーム350円。お高いが贅沢は心の栄養。
7.「駒ヶ根ファームス」で地ビールを飲むべし
これまた菅の台バスターミナル、ガロ、こまくさの湯の近くにあるのでぜひ行きたいところである。

引用:信州駒ヶ根ガイド
中央アルプスの玄関口、信州・駒ヶ根高原。駒ヶ根高原の中心部、中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ行きのバス乗り場に隣接しているのが駒ヶ根ファームスです。
JA上伊那直営の農産物・特産品直売所をはじめ、長野県第1号の地ビール「南信州ビール」が楽しめる「味わい工房」や、濃厚さが自慢の「すずらん牛乳」を製造する「すずらんハウス」、地元の新鮮な農産物を販売する「駒ヶ根高原農産物直売所」が集まった観光施設で、観光案内所も併設されています。
- おみやげshop 農産物・農畜産加工品、地酒、地元名産品、特産品など、信州のにおいいっぱいです。五平餅、きのこそば・うどん、おやき、信州の味いっぱいです。
- すずらんハウス 豊かな自然環境の中で大切に育てられている信州牛。本物の味と評判のすずらん牛乳、アイスクリーム、のむヨーグルト、ハム、ソーセージ、パンを製造販売しています。工場の見学も出来ます。
- 南信州ビール味わい工房 南信州の豊かな自然の恵みを食材に生かし、四季折々の季節料理をビールと共に御賞味下さい。
- 農産物直売所 朝採りの新鮮な野菜、きのこ、花、果物、卵、加工品などを市内農家が販売しています。
引用:信州駒ヶ根ガイド
読んでの通りだが、駒ヶ根に関するものがいろいろ売っている。そして食べるものもいっぱいある。
ガロで美味しいご飯を食べて風呂に入って、少しお腹が落ち着いたところで第二ラウンドを開始できるというわけである。
休日くらいジャンキーな生活をしたいならここで好きなものをたくさん食べればいい。大村はたくさん食べました。これもささやかなストレス発散法です。

チョコタルト190円

高原いちごミルフィーユ160円

すずらん牛乳パン160円
個人的にオススメなのは「すずらん牛乳パン」だ。内側に入っている生クリームのソフトな甘さと食感。これはおすすめだ。
そしてここの見所はなんといっても「地ビール」だ。
地ビールはこちらのページで熱く語られているので参考にしてほしい。
タクシーを利用して移動してきた人であればビールを飲んだあとに気持ちよくなったところでタクシーを使って帰寮すれば一日を完璧に満喫できるわけである。
なので、友達がいる人は複数人でタクシーを利用すれば菅の台バスターミナル付近でめちゃくちゃ充実した時間を送ることができる。候補生のみんなは仲のいい友達と休日を満喫することをおすすめする。
8.まとめ
大村の体験から、以下のコースを千畳敷カール一日満喫コースとしておすすめする。
- 5時半:訓練所からタクシーでロープウェイ乗り場(しらび平)へ移動
- 到着次第ロープウェイに乗って千畳敷を散策
- 11時半に「喫茶店ガロ」が回転するので、混まないうちに行って「ソースカツ丼」あるいは「ミックス丼」を食べる
- 川の流れを見ながら一息つく
- 「こまくさの湯」に入る
- 駒ヶ根ファームスに移動して、食べ物や地ビールをいただく
- タクシーで帰寮
超ゆっくりしても夕方には訓練所に帰ってくることができる。そのあとに暇であれば語学の課題をやっても十分に間に合う。
休日は休日を満喫したほうがいい。
普段の慣れない生活環境で相当のストレスが溜まっているはずだからだ。
1週間のうち1日でいいからリフレッシュする時間を作るだけでまた一週間を頑張ろうと思うことができる。
以上だ。
山に登るだけではもったいない。満喫しよう。
