あなたは青年海外協力隊に参加したいですか?
青年海外協力隊に参加するかしないか、悩んでいる人は結構いると思います。なぜ参加するかしないか悩んでいるのですか?
語学、キャリア、お金、コミュ力、人間関係、健康面、資格…
参加するか悩んでいる人はこういったことに対して心配しているのではないでしょうか?もしこういった心配の種があなたの協力隊に参加したいという気持ちを止めているのなら、ぼくは是非参加してほしいと思います!
人生は一回しかありません。
あなたの「協力隊に参加したい!」という気持ちを大切にしてください。
ぼくから青年海外協力隊への参加を迷っている未来の協力隊のあなたに、一歩踏み出す勇気が沸くメッセージを送ります。
1、やりたくても行動しない。それが本当の失敗。
青年海外協力隊に参加するかどうか悩んでいるあなた。
そこに転がっているチャンスをなぜ拾いにいこうとしないのですか?
悩んでるってことは参加したいって気持ちがあるんじゃないんですか?
身も蓋もないんですが、結局は「タイミングよく動けるかどうか」に尽きるんですよね……。凡人が凡人であるのは、いい波に乗る勇気がないから。
— イケダハヤト (@IHayato) March 20, 2017
ぼくが大好きなイケダハヤトさんのツイートです。
結局、あなたにあと一歩だけ前に踏み出す勇気がないだけではないでしょうか?
参加したいという気持ちがある、かつチャンスがそこに転がっている。絶好のタイミングじゃないですか?その波に乗らないでどうするんですか?
もちろん、「目の前の波が、いい波であるかどうか」「自分が乗りこなせるかどうか」は、飛び出してみないとわからないですよ。そういう前提の勝負に、上手に乗り続けることができない人が、凡人だということです。
— イケダハヤト (@IHayato) March 20, 2017
チャンスを拾いにいってダメだったとしてもそれは失敗ではありません。自分の人生を動かそうとしたその勇気は、長い人生の中でまた湧き上がる「やってみたい」を「やってみる」に変えられる大きな武器です。
動かなければいつまでもやりたいことができる人にはなれないし、いつまでたっても人を羨む人生で終わりますよ?いいんですか?
「わたしは○○だからなぁ、無理かもしれない」
「〇〇だからダメだ」
自分自身の基準で自分を低く見積もった結果として参加を諦めるのは本当にバカです。バカ。
進学でも就職でもなんでもそう。○○大学に行きたい、〇〇会社に就職したいと思って試験を受けても、合否を決めるのはあなたではありません。相手です。
なら、たとえ自分自身を低い評価で見積もっていたとしても、相手から高い評価をもらえる可能性って十分にあるはずです。合否だけで言ったらハーフ&ハーフですよ?
絶対に受からない。なにそれ?受験した結果落ちてしまったらそれはそれじゃないですか?不合格だったら死ぬんですか?
青年海外協力隊に参加したいという熱い気持ちと、そこに転がっているチャンスがあるなら参加しない理由なんてないはずです。あなたの協力隊に参加したいという気持ちはそんなものですか?
チャンスはつかみ取りにいかないと100%掴めません。
そこチャンスがあるということだけでラッキーではないですか?
苦手なこととか心配なことがある、みたいなできない理由を探すよりも、「心配なことはあるけど、わたしはコミュ力が高いからやっていける!」というようにポジディブなできる理由を探してみてはどうでしょうか?
青年海外協力隊に参加しようか迷っているあなたへ。
今、絶好の機会が巡ってきていますよ?
2、最初からできる人なんていない。経験値なんて0でいい。
ポケモンみたいなもので、最初は弱っちいんですよ。戦いに出れば出るだけ経験値が貯まり、レベルが上がり、進化する。戦場に出ず、同じ場所でダラダラしてたら、いつまで経っても凡人ですね。
— イケダハヤト (@IHayato) March 20, 2017
「わたしは普通の人だからなぁ…」
「特別な人がやることでしょ、青年海外協力隊って。」
これは違う。協力隊はむしろ普通の人が行くべきだと思っています。
本当に専門的な技術指導などを派遣国に伝えるのは専門家の仕事です。なんで専門家派遣とは別枠で青年海外協力隊の存在があるのかを考えましょう。
JICAでは青年海外協力隊の目的を次のように述べています。
JICAボランティア事業は日本政府のODA予算により、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する事業です。開発途上国からの要請(ニーズ)に基づき、それに見合った技術・知識・経験を持ち、「開発途上国の人々のために生かしたい」と望む方を募集し、選考、訓練を経て派遣します。
その主な目的は、以下の3つです。
(1)開発途上国の経済・社会の発展、復興への寄与
(2)異文化社会における相互理解の深化と共生
(3)ボランティア経験の社会還元
なかでも、青年海外協力隊は事業発足から50年以上という長い歴史を持ち、これまでにのべ4万人を超える方々が参加しています。引用:JICAボランティア
確かに、「開発途上国からの要請(ニーズ)に基づき、それに見合った技術・知識・経験を持ち」と書かれています。ですが、中には資格も経験もなんの条件も必要としない職種もあります。
「派遣されたら要請内容と違ったことをやってくれと頼まれた」
「希望した要請じゃなくて、なんの知識もない要請に合格しちゃった」
ということを説明会で結構聞きました。中にはなんの知識もない要請に合格しちゃう人もいるんですよ?そんな人だって活動できるからJICAは派遣しているのです。
青年海外協力隊に参加したいと思っている今現在、本当に参加するにあたって必要なのは技術ですか?必要なのは技術より一歩踏み出す勇気ではないですか?
さらにこんなことも書いてあります。
この趣旨は、ボランティアの方々が主体となって、相手国の人々と生活や活動をともにしながら相手国の社会的及び経済的開発発展に協力するということにあり、国民のみなさまの熱い志を草の根外交官として国が支援する事業といえます。
引用:JICAボランティア
専門家じゃなくてもぼくたち凡人だからこそできること。
それは、草の根レベルでの活動です。
「異文化社会における相互理解の深化と共生」「ボランティア経験の社会還元」。これって草の根レベルでの活動ができるぼくたちだからこそ求められていることです。理解することや社会還元に特別な技術なんて必要ありません。
一緒に食べて、動いて、寝る。そこに経験って本当に必要ですか?必要なのは経験より一歩踏み出す勇気ではないですか?
ぼくたちはたとえ技術や経験があったとしても、長期海外ボランティアという面ではほぼ全員が初心者です。経験なしです。そういう意味ではどんな人でもスタートラインは一緒です。
技術があるないに関わらず、ぼくたちJICAボランティアは現地での草の根レベルの活動を通して、現地の人と一緒に生活したり文化の相互理解を深めることが求められているのではないでしょうか。
ボランティア経験なんて関係ありません。ボランティア経験なんてボランティアしながら経験値を貯めればいいのです。
やればやるだけ経験値が貯まって、レベルが上がり、進化する。最初から完璧にボランティア活動ができる人なんていません。
ポケモンだってそうでしょう?どんどん進めていけば進めていくほどポケモンが増えたりやることが増えたりするから楽しくなっていくのではないですか?
最初は心配事があるかもしれない。だけど、いろいろ経験して経験値が貯まるからこそ、そこで初めて味わう楽しさとか感動に巡り会えるのではないでしょうか?やらなければ出会えない「素敵な出会い」が青年海外協力隊にはありますよ。
今の技術とか経験とか。そんなことより大切なのはあなたの気持ち。
3、何にも替えがたい一生ものの経験
失敗しても死にはしないんだし、どんどん挑戦して、恥をかくことに慣れるべきなのです。同時に、時間とお金を使って、他人から、本から、経験から学び続ける。そうすれば、次第に非凡な人間になってきますよ。
— イケダハヤト (@IHayato) March 20, 2017
そう。派遣国で失敗しても死なないんです。受験して不合格だとしても死なない。
青年海外協力隊での経験は何にも替えがたいものです。参加しなければ体験できないことってたくさんあります。
留学ともまた違いますよ、協力隊って。留学では同じくらいの人と勉強できるし交流できる。だけどそれ以上に協力隊は「現地人」になれます。現地人になるという経験はそうありません。
協力隊で過ごす時間はお金では買えません。本やインターネットで知ることと実際経験することはまるで価値が違います。だからこそ青年海外協力隊は魅力的なのではないでしょうか?
あの芸能人も、あの偉人も、あのアーティストも、みんな最初は「普通の人」だったんですよ。学び続け、挑戦しつづけ、運よく波に乗ることができたから、今、ちょっとだけ特別な位置にいる。それだけの話です。ぼくらもできることをやりましょう。
— イケダハヤト (@IHayato) March 20, 2017
今も昔も青年海外協力隊で活躍していた人たちは誰もが特別な人だったわけではありません。だれもが普通の人。
青年海外協力隊も参加することでしか学べないことがあります。新しい人間関係も生まれるでしょう。
そして、協力隊ならではの困難もあるでしょう。だけどそれこそ協力隊の醍醐味ではないでしょうか?いいことも大変なこともあるからこそ協力隊参加者の満足度も高いのではないのでしょうか。
大変なこと=辛い思い出。それは違います。
楽しかったことも大変だったことも、あなたにとってかけがえのない一生ものの経験になります。
4、まとめ

この記事を読んでいるあなたは、きっと青年海外協力隊に参加するかどうか悩んでいるのだと思います。だけど、悩んでいるということは少なからず協力隊に参加したいというポジティブな気持ちがあるはずです。
あなたの協力隊に参加してみたいという気持ちは、あなたの心配の種に負けるのですか?
あるかどうかもわからない未来に悩むより、自分の「参加したい」という気持ちを大切にしてみてはどうでしょうか。
やりたくてもやらない。それが本当の失敗です。
自分のやりたいという気持ちとその職種にめぐり合うチャンスはその時限りです。チャンスはつかみ取りにいかなければ可能性は0%。
一歩だけ前に踏み出すだけでいいのです。
別に経験なんてなくたっていい。ぼくたちに求められているのは技術協力だけではありません。専門家ではなくぼくたちだからこそできること。あなただからこそできることがあるはずです。
技術?経験?
大切なのはあなたの気持ちですよ。
協力隊での経験は協力隊に参加した人じゃないと得られない、一生ものの経験。
テレビで見る世界とあなたの経験する世界はきっと全く違うでしょう。楽しいことも大変なことも、全部協力隊の醍醐味です。
協力隊ならではの醍醐味、体験してみませんか?
最後に。
結局あなたにあと少し足りないのは一歩踏み出す勇気だけです。
あと一歩前に、勇気ある一歩、踏み出しませんか?
~追記~
それでも悩むあなたに。

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