月末、配属先から休みをいただいたので任地から首都アスンシオンに上がってきています。
9日間の長期休暇です。
活動に支障がないことは確認した上で休暇を取っています。
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とても長い休暇ですが、ぼくにとっては大切な休暇です。
たとえ活動が楽しいとしてもストレスって貯まるから。
つまらないことだったりイライラすることだけがストレスではないということを学生の時から学んできました。
例えばぼくの場合、パラグアイでスペイン語を駆使しながら陸上競技の活動をするのは楽しいです。
選手が来ないという問題とか、日本のように自分から練習しないという問題とかいろいろあるのですが、それを踏まえても楽しい。
ただ練習がいつ始まるかわからないその不安定さ、そもそも練習があるのかもわからない状況が、普通に練習できる状況であっても確実にぼくにとってはストレスになっています。
なぜなら、ぼくは何年間も日本の部活動で陸上競技やってきたから。
時間を守るとか練習をきちんとするとか、そういう日本の文化というものがぼくの体にもう染み付いているんです。
だから任地で活動をして4ヶ月が経ちますが、慣れなきゃと思っても未だに慣れることができていません。
ぼくは学生の時にストレスで心と体を壊した経験があります。
どんなに自分の中に楽しいことがあったとしても、毎日の小さなストレスの積み重ねをうまくコントロールできなければ、ぼくの場合は体を壊してしまう。
本当に体調崩すのは簡単。
心と体の調子を戻すのにたくさんの時間かかかりました。
自分の心身のバランスをコントロールすることは本当に大切なんです。
青年海外協力隊は2年間という長期的な活動に加えて、日々予測ができない様々な問題にぶつかります。
文化的な違い、言語の違い、ホームステイ先との人間関係、活動の問題。。。
発展途上国で生活するのだけでも日本の文化が染み付いたぼくたちにとっては大変なことなのに、その中で活動のための様々なことをしなければなりません。
ぼくも活動以外の時間は極力リラックスしていたいのですが、やはりホームステイ先でも嫌だなと思うことは結構あって、そこでもストレスを感じることが多いです。
ストレスを発散する方法がない、あるいはストレスを発散するのが下手。
それで青年海外協力隊の活動中に体を壊してしまった長期的な休養が必要になってしまう。
そんな状況になるのは絶対に避けなければなりません。
活動ができなくなるくらい心身のバランスを崩す前に、そうならないように休みをとったりリフレッシュしたりするのは「攻めの休養」であって、青年海外協力隊にとって本当に大切なことだと思います。
隊員が一度体調を崩してしまって活動を中止せざるを得なくなったら、また振り出しに戻ってしまうから。
そしてなにより、隊員が一番苦しいから。
協力隊にとって「健康管理」は活動よりも大切なこと。
活動よりもまずは自分のことです。
人それぞれリフレッシュの方法は違うかもしれませんが、ぼくの場合は任地を離れて何も考えない時間が必要。
それができるのが首都で、ぼくは日本人宿に泊まってさまざまな旅人さんと話をしてリラックスすることができています。
お金はかかるかもしれませんが、そのお金によって自分の心身の健康を保てるのであれば、それは大切だと思います。
健康管理は青年海外協力隊の義務。
だからこそ十分な休息を取りながら、常に自分の心身について関心を持ち続ける必要があります。
異文化なのでなんとも言えませんが、パラグアイ人は仕事と休養のバランスをとるのがうまいです。
日本人から見たら適当でだらしなく見えてしまうのですが、実はそれが健康的な生活をしていく上で重要なのかなと。
休みをとることにためらいを感じる日本人と、積極的に休むパラグアイ人。
リフレッシュが必要な時は本当にリフレッシュを整える環境を整える。
中途半端に休まない。ガッツリ休む。
休むことは悪ではありません。
休んでエネルギーをチャージする。
そして新しい月になったら3週間は全力で働く。
最後の1週間はしっかり休養を取る。
自分自身のコンディショニングを整えるために、今後は必ず1ヶ月の間に1週間程度の休暇を取ろうと思います。

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