こんにちは!
大村康太(@KotaOhmura)です!
ぼくは、一応まだ陸上競技を続けているのでそこそこ走っているのですが、
ついに履いているシューズの親指付近に穴があいてしまったんです。
このままだと怪我をすると思い、スポーツショップにランニングシューズを見に行きました。
その時に、あるお客さんに対する店員さんの謙遜さに少し違和感を感じました。
店員さんに限らず、あまりにも謙遜しすぎていつの間にか相手を否定している人っているのではないでしょうか?
1.あるお客さんと店員さんのやり取り
あるお客さんと店員さんのやりとり。
客「すごくシューズのこと詳しいですね!本当にここの店員さんはしっかりしてるな!」
店員「そんなことないです。ぼくシューズのこと詳しくないんです」謙虚さでいつの間にか客を否定する店員。
サービスとしてどうなんでしょう?— 大村康太@2017年JOCV駒ヶ根 (@KotaOhmura) June 20, 2017
応対していたお客さんが、その店員さんのことをベタ褒めしていたんです。
接客がすごく心地よかったのだと思います。
「いやぁ~、シューズのこと何でも知ってますね。本当にここの店員さんはしっかりしている!」
こんな感じで、お店のことやその店員さんのことを褒めていました。
だけど、店員さんは、
「そんなことないです」「シューズのことは全然詳しくないんです」
ってお客さんに言うわけです。
それを聞いてぼくは「??」と思いました。
なんか、お客さんが褒めてくれたこと否定してない?
2.お褒めの言葉を否定するサービスってどうなの?
せっかくお褒めの言葉を頂いた店員さん。
その店員さん、話を聞いてるとすごく感じがいいんです。
とてもしっかりしていて言葉遣いもいい。コミュニケーションもとれる。笑顔もできてる。
かなり仕事に対して誇りを持っているとか、向上心があるのだと思います。
だけどね、お客さんが「素晴らしい!」って褒めてくれてるのにそれを否定するって、お客さんにとってはどう思うでしょうか?
自分の力量をまだまだだと思っていたり、全然ダメだと思っている人に接客してもらいたいって思うでしょうか?
確かに、自分はダメダメなのかもしれない。
だけど、そんな店員さんの接客をそのお客さんは褒めてくれているわけです。
そのお客さんにとって気持ちの良い接客だったのであれば、わざわざ否定することはないと思います。
「いえ、そんなことありません」「ぼくはまだまだです」
そうじゃない。
最初に出るべき言葉って「ありがとうございます」だと思うんだけど、どうでしょう?
3.謙遜する癖のある人は、いつの間にか相手を否定している
ぼくも大学生の時は劣等感まみれだったから、ほかの人が大村のこういうところがいいよって褒めてくれても全否定していました。
例えば、ぼくは「優しい」ってめちゃくちゃ言われるんです。
だけど、当時のぼくはそれが当たり前だと思っていたし、そんなのはぼくの長所じゃないと思っていたんです。
なんで当たり前のことをしたのに「優しい」って言われるの?すごい不思議だったんです。
今考えると、たくさんの人が「優しい」ってぼくのことを褒めてくれたのは、きっとその褒めてくれた人自身が心地よいと思ったから出てきた言葉だったのだと思います。
誰もが認めてくれるぼくの性格を否定し続けて、本当にそういう風にぼくのことを褒めてくれた人に対して申し訳ないなって思っています。
当時のぼくが言うべき言葉は、「そんなことないし」「いや、当たり前だから」ではなく、「ありがとう」でした。
褒めてくれた言葉に対する感謝の言葉って、その人に対する肯定表現です。
「お前すげーじゃん!」「マジ?ありがとう!」の方がwinwinな関係だし、すごく心地よくて爽やかじゃないですか?
謙遜する癖のある人は、「自分よりももっとすごい人がいる」とか、「自分なんて」って思っている人が多いと思います。
謙虚であることは確かにいいことだと思います。
向上心を持たないで現状に満足するよりはずっといい。
だけど、その謙虚さを履き違えて相手を否定しちゃいけない。
褒めてくれる人は、ほかの誰でもなく「あなた」を褒めているんです。
「私は、あなたのこういうところが好きだよ」「私にとって、これがすごくよかったよ」
褒めてくれる人は、ただあなたとだけ向き合ってる。
なら、褒められたあなたはその人からのメッセージを大切に受け止めることが必要なのではないでしょうか?
まとめ
自分を自分の見積もりで下に見積もっちゃもったいないですよ。
あなた自身が他人に褒めれれるって、それだけ価値あることなんです。
謙遜しすぎていつの間にか他人を否定してしまっている人は、いつまでも自己肯定感が高まることもありません。
あなたが相手に対して行ってきたアクションの対価が、相手からのお褒めの言葉の訳です。
それだけ価値のあることなのだということを感じてほしいし、もらったメッセージを大切にしてほしいです。
謙遜しすぎる人は、いつの間にか相手を否定してしまっていませんか?
相手を否定しても相手は嬉しくもなんともありません。
褒めてもらって認められたのであれば、「ありがとう」ですよ、やっぱり。
その上で、謙虚な人であれば「これからももっと知識を深めてお客様にいい提案ができるように頑張ります」って言えばいいんじゃないかな?
ということで、あるお客さんと店員さんのやりとりを聞いて思ったことでした。
他人を否定しても何もいいことなんてありません。

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