こんにちは!
大村康太(@KotaOhmura)です!
1ヶ月半のコーチング活動が終了しました。
充実していると時間が過ぎるのがあっというまって言うけど、充実しすぎて1ヶ月半でもずっとやってた感覚です。
青年海外協力隊の派遣前訓練が始まるまでということで期間限定で始めたコーチング活動。
「短いからできない」を思わないで、積極的に挑戦して本当に良かったです。
あれこれ言い訳を考えてやらないという選択をするのはとても簡単。
だからこそ、自分の「やりたい」という気持ちだけで動くことが大切だなって改めて感じました。
この経験で学んだことと伝えたいことがあるので、それを紹介しようと思います。
目次
1.高校生はやっぱり青春だということ

ぼくは、高校も大学も陸上だけに打ち込んできました。
ただただ記録を伸ばすことだけに執着していたので、陸上以外のことは全く頑張らなかったんです。
だから、ぼくは青春っていうものを知らなかった。
陸上をやる傍ら、勉強も恋愛も世間話も遊びも全部やる。
そんな高校生たちは、ぼくよりもずっとやりたいことをやっているんだなって思ったし、それがすごく見ていて心地よかったんです。
高校生の時のぼくは、部活で勉強するとかあり得なかったのですが、そういうのも見る側になるとどうでもよく思えました。
これも進学校だからこそというんでしょうか、アリだなって思ったんです。
恋愛も多くは語れませんが、高校生ってもはや半分くらい恋人がいるんじゃないかな?
ぼくの時もそのくらいいたのだろうか?
パラグアイでも高校生くらいの子をおそらく見ると思います。
パラグアイの年頃の子の青春ってどんな感じなんだろうなぁ。
とにかく、今回の経験のように楽しくやりたいなって思いました。
2.陸上競技は勝負だけじゃないということ
大学のときのぼくは、記録命でした。
記録を以下に伸ばすか、そして勝つか。
ぼくの陸上競技はただそれだけでした。
今回のコーチング活動で学んだのは、陸上競技は勝負だけじゃないということです。
中学の成績が良くてさらにトップを目指す人もいれば、陸上競技が純粋に好きだから走っている人もいます。
陸上競技をする目的なんて、別になんでもいいのかなって思いました。
勝つことを目標にしてもいいし、自己ベストを目標にするのでもいい。
体力をつけるためとか、友達と仲良くやっていきたいとかなんでもいい。
陸上競技は人生の中のほんの一部分でしかないんです。
だからこそ、勝負に執着しないで、人生の延長で自分が楽しいと思えるような陸上競技だったらそれでいいのかなって思います。
パラグアイでは、全国で陸上競技をやっている人数は約1000人。すごく少ないです。
そういう環境だからこそ、勝負以外のことで陸上競技をやっている人を大切にしていきたいなって思います。
3.コミュニケーションの大切さ
ぼくは、高校大学といろいろあってコミュニケーションをとるのが超苦手になりました。
その影響が今も残っていて、時々自分が何を言っているのか本気で分からなくなることがあります。
だけど、今回のコーチングでかなりコミュニケーションに対する苦手意識を克服することができました。
今まで先輩後輩の関係で、敬語とか話す内容とかかなり注意してきたのですが、
教え子たちがあまりにもフランクすぎたので、逆にこれでもいいんだよって教えてもらう形になりました。
ぼく自身も高校生とさほど年も離れていないので、できるだけ親しみを持って接することができればいいなって思っていました。
コミュニケーションの技術を学ぶことができて本当に嬉しい。
本当に超フランク。
笑っちゃうくらいフランクなんだけど、実際にこれでもなんとかなるし、むしろそれでコミュニケーションが円滑になるのであればそっちのほうがいいじゃんって腑に落ちました。
高校生は怖いもの知らずで天才です(笑)
4.純粋に楽しむということ
部活中に遊ぶって、ぼくの陸上競技人生のなかでは経験がありません。
ぼくはそういうのができなかったんです。遊ぶとか弱い奴がやることだって思っていました。
だけど、それは違うということが分かりました。
陸上競技は人生の一部だからこそ、陸上競技が特別であってはならない。
陸上競技だけストイックにやったら生活全体のバランスが崩れるということを学んだんです。
面白いんだけど、練習中に笑ったり遊んだり息抜きしている教え子ほど、自己ベストをガッツリ更新していたような気がします。
よく、スランプになったら初心に帰れっていうけど、
スランプになる前に、まず陸上とか人生そのものを充実させて楽しむことがものすごい重要だということがわかりました。
5.一歩踏み出せば人生が変わるということ
女子の長距離が初めて男子長距離と一緒に練習したり、
男女長距離が初めて短距離陣に混ざって練習したり、
新しい種目に積極的に挑戦してみたり、
新しい技術に挑戦したり、
まだ話したことがない人に話しかけてみたり。
陸上競技だけでも本当にいろいろな世界に触れることができた教え子たち。
いろいろな世界に触れて自分の可能性を広げていく教え子たちを見て、やっぱり一歩踏み出すことは本当に大切なことだなって改めて思いました。
陸上競技だけじゃなくて、これは人生においてかなり大切なこと。
この先、受験とか就職とか、自分の人生を選択する場面が多々あります。
そこでいろいろな行動を取って、もっと広い世界を見て自分の可能性を信じてやりたいと思ったことに挑戦してほしいなって思っています。
6.部活の経験が人生に大いに役立ってほしい
ぼくはたった1ヶ月半しかいませんでしたが、少しでもみんなが何かを感じ取ってくれてたら嬉しい。
陸上のこと。
人生のこと。
進路のこと。
考え方。
何か小さなことでもビビビっときて、それを行動に移すことができたら確実に人生が変わります。
ぼくが伝えたかったのは、やれば人生が変わるっていうことです。
もちろんやらないという選択が人生を変えることもある。
だけど、大概の場合は、勇気がなくて一歩踏み出せないでやらないという選択をしているんじゃないかなって思います。
最初の一歩さえ踏み出してしまえば、あとは「やる歯車」が勝手に回り始めます。
最悪、やってみて無理そうだったらそこでやめてもいいんです。別にやめるのも自由だから。
ただ、「やるかやらないか」というだけで、自分の人生が大きく変わる。
だから、今やりたいことがある人は、もっともっと挑戦してほしい。
最初から無理って思うんじゃなくて、とりあえずやってみる。親が反対しそうだったら事後報告でもいい。とにかくやってみる。
やってみて失敗して初めて学べることがあるんだよ。
躊躇せず、とことんやりたいことをやってほしい!
ぼくがいなくなっても、今後の人生を自分たちで作っていけるようなコーチングをしたつもりです。
これから楽しみにしています。
ちなみに、コーチング最終日に教え子からプレゼントをもらいました!
センスが良すぎる!!!(笑)
なんと、青年海外協力隊で使ってほしいということで選んでくれたみたいです。
あとは、忘れずにそうめんを買っていかないと!
メッセージまでつけてくれちゃって。。。泣
さらには、自腹を切って栄養補助食品まで!!
プレゼントもらうと余計に教え子がかわいく、愛おしく思えてしまう。
そう思えるくらい、やっぱりぼくにとって教え子たちは本当に大切な存在なんだなって思いました。

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